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東京ベランダ通信

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2009年 06月 02日

その日の天使

2009/06/02(火)
晴れのち曇り/26℃
その日の天使_f0160063_631627.jpg
全国の早起きクラブのみなさん、おはようございます。
東京は久々にスッキリした朝を迎えました。
ベランダの気温は16℃。空気が冷たくて気持ちがいいです。

今朝も日の出とともに目が覚めて、ベランダを見回り、こうして早起きクラブのみなさんに朝のご挨拶をしています。

考えてみると暮らしの基本は毎日の繰り返しの中にあるわけです。
その暮らしの中に小さな喜びを発見できるかどうかで一日の、いや人生の輝きが違ってくると思うのです。

作家の中島らもさんは『ポケットが一杯だった頃』の中で、
暮らしの中の小さな喜びを「その日の天使」と呼んでいます。
そして、どんな日でも「その日の天使」が必ずいると…。

だから、パリッと乾いた洗濯物も、美味しく炊けたごはんも、
タイミングよく来たバスでも、自分で見出すことができれば、たぶん、それが天使。
天使に気づけば、その日がとても気持ちよく生きられると思いませんか?
その日の天使_f0160063_631413.jpg

            さあ、きょうも元気にスタートです。

by novou | 2009-06-02 06:35 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(2)
Commented by shizuka at 2009-06-02 20:07 x
中島らも と聞いてびっくりしました。私も中島らもファンで沢山の本を読みました。中でも、著者の自伝ともいうべく『今夜すべてのバーで』(あってるかな)は、アルコール依存症で治療を受けた自分を主人公に見立て書かれた本ですよね。つらいことや苦しいことを体験した人だから気付ける…そんな内容が多いのが特徴ではないかと思います。私も、らもさんの本から沢山のささやかな幸せをいただきました。そんなことをふと思い出しました。
Commented by novou at 2009-06-03 06:46
たいへん趣味がよろしいようで…。ボクは下北のスズナリにらもさんの芝居を観にいったこともあります。「超老伝―カポエラをする人」「お父さんのバックドロップ」「酒気帯び車椅子」はたまらんです。来月でなくなって5年になるんですね…(合掌)
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