2009年 07月 05日

夏越しの準備

2009/07/05(日)
曇り/29℃

きのうから我が家は夏越しの準備に大忙しだ。

京都の町屋や旧家では梅雨明け前に建具替えといって、襖や障子を取り外し、風通しのいい葦障子や簾に取り替え、畳の上には網代や籐むしろを敷く。
夏の日差しを遮り、家の中に風の道を作る蒸し暑い京都ならではの暮らしの知恵だ。

町屋で暮らしたことがないので建具替えをすると、実際、どのくらい室温が下がるのかはわからないが、少なくとも見た目にも「涼しげ」で、心理的効果は大である。
それになにより、飴色の簾や葦障子を通って差し込む仄かな光は部屋に美しい影を宿す。
谷崎潤一郎の『陰影礼賛』の世界だ。

ひんやりとした網代に寝っ転がって、横には浴衣のオクさんがいて、団扇で風を送ってくれたら、さぞ気持ちがいい昼寝ができるんだろうなぁ (-_-)_zzz。

ま、夢を見るのも程々にしておこう。
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さて、東京でマンション暮らしの我が家には葦障子も網代もない。
だから、建具替えとまではいかないが、それでも蚊帳(IKEAで999円(^0^))を吊ったり、寝具を竹枕や竹シーツに替えたり、直射日光の当たる南側の窓には障子を入れたりと、それなりに設いを変えて暑さ対策をする。
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とくに今年の夏はエアコンなしで乗り切るつもりなので気合いが入る。
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2〜3年前に日本民藝館で買った大団扇もスタンバイだ。
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網代は高くて買えないが、仕事部屋のスリッパは涼しげな草鞋に替えた(これもずいぶん前に日本民藝館で買った)。冷凍庫にはアイスノン枕も入っている。
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ベランダの朝顔も順調に育って緑のカーテンになりそうだ。

さあ、準備は万端。いつ梅雨が明けても問題なしだ。

夏よ、どっからでもかかって来なさいっ!
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by novou | 2009-07-05 07:15 | 日々の暮らし


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