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東京ベランダ通信

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2009年 07月 25日

多摩川下り(その1)

2009/07/25(土)
晴れのち曇り/32℃

朝から青空が広がっている。
久しぶりのいい天気だ。
空には夏雲、風は南風。

遠出をしたくなる天気だ。

とっとと掃除・洗濯を済ませ、7時には朝めしを食べ、
8時には愛車のスーパー・マッハ号(トモスのこと)にまたがって多摩川に向かった。

風になるのだ。

環八を横切り、多摩美の前の坂を下ると早くも川の気配がする。
風が気持ちいいし、水の匂いもする。
体感温度が1〜2度下がる感じだ。

多摩堤通りを横切って、いっきに土手を駆け上がる。
周囲をぐるりと見渡す。
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久しぶりの多摩川は景色が変わっていた。
再開発が進み、近未来都市のようになっている。
二子玉川の駅前も対岸の川崎方面も、高層ビルが河川敷に突き刺さったように建っている。
経済が縮小し、人口が減少していくというのに、誰が好き好んでこんなバベルの塔に住むというのだ。
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バベルの塔を背中に、河川敷を河口に向かって進む。
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ここで変わらないのは野球少年とカヤック少年とゴルフ少年たちだ。
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彼らはここでギラギラした太陽を浴び、汗と泥にまみれ、たったひと夏で逞しく成長するのだ。
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暑いので「グランド小池商店」でソフトクリームを食べた。
かつて、この店の向いに巨人軍の練習場があった。
当時は王や長島も野球少年たちと同じように、この多摩川で鍛えられたのだ。
そういえば、『巨人の星』にもこの店はよく登場していた。
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店内には壁一面に懐かしい選手たちの写真や色紙が飾られている。
差し詰め“巨人軍多摩川史料館”だ。
味噌おでんが旨いらしいが、きょうは暑いので残念ながらそんな気分にはならない。
10分ほど休んで河川敷をさらに下流へと進む。
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カンナやヒマワリが咲いている。
飛行機が大きく見え出した。
そろそろ羽田は近い。
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                   (つづく)

by novou | 2009-07-25 17:45 | 街の記憶 | Trackback | Comments(0)
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