2010年 02月 10日

カロライナジャスミン

2010/02/10(水)
曇り/13℃

カロライナジャスミンの黄色いツボミが膨らんできた。
この花、前の住人だったデザイナーのTさんの置き土産だ。
引き継いだときは、行灯仕立てでコンパクトに育てられていたのだけれど、7年も経つと蔓が伸びに伸びて、いまでは西のベランダの庇を覆い尽くすほどに成長している。
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この花の魅力は丈夫なことだ。
病害虫知らずで、耐寒性も強く、肥料だってあまり要らない。
日当たりさえよければ放っておいても、毎年、たくさんの花を咲かせる。

花にはジャスミンに似た芳香があるが、「モクセイ科」ではなく、リンドウ科やキョウチクトウ科に近い「マチン科」だ。ジャスミンとはまったく別種なのだ。

この科に属する植物には有毒植物が多く、カロライナジャスミンもご多分に漏れず有毒植物である。しかもかなりの猛毒!
カロライナジャスミンの毒はセリ科のドクニンジンよりも強いとされている。
ドクニンジンは古代ギリシャでは、その果実を処刑に使っていたし、また、ソクラテスはこの毒を飲んで死んだとも伝えられている。
だから、ジャスミンという名前がついているからといって、ハーブティーにして飲んだりすると、呼吸困難に陥り、一命を落とすことになる。
もちろん、ペットや子どものいる家には危険すぎてオススメできない。

カロライナジャスミンは、実は恐ろし〜い置き土産なのであった。
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by novou | 2010-02-10 18:58 | ベランダ植物図鑑


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