2010/05/22(土)
晴れ/25℃
きのうの夕方、散歩気分で
Badou-Rへ。
ひと月ほど前に修理に出していたデニムが、戻ってくるのである。
Badou-Rでは高い天井から吊るされた江戸風鈴が、チリチリと涼しげな音を立てている。
いつも思うことだけど、この店の室礼は実にセンスがよろしい。
ホームページにはこんな事が書いてあった。
「Badou-R本店は、建てられたときが頂点で時間が経つと古びていくだけの現代の建築とは違って、瓦も壁も床もすべてが呼吸しています。年月とともに味わいを増し、深みと趣のある表情へ成長していく、これは私たちの服作りの理念と同じです。」
気持ちのいい風が店の中を駆け抜けていく。
外は今年一番の暑さだけど、ここは別世界だ。
デニムは風呂敷に包まれて帰ってきた。
ここも、あそこも、きれいに直っている。
5年穿き込んで、あちこち擦りきれ、穴もあいて、やっといい味が出てきた。
ヒトも年を取ると白髪になったり、シミが出たりと、いろいろだけど、
それが“いい味”といわれるようになりたいね…。無理か…(笑)。