東京ベランダ通信

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2010年 06月 25日

日陰の身、万年青(オモト)

2010/06/25(金)
晴れのち曇り/30℃

あと何年かたってご隠居生活に入ったら、万年青の葉を磨いて暮らそうと思っていた。
その準備は着々と進んでいて、ベランダには一時、12鉢の万年青があったのだ。

万年青は縁起のよい植物である。
古代より、鶴・亀などと同様に吉兆のシンボルとして用いられていたし、家康は江戸城完成の際に万年青をかかえて入城し、床の間に飾って徳川300年の繁栄を築いたといわれる。

また、四季を通じて青く、丈夫なことから、新築・開店・引越し・結婚式などのお祝い事にもよく使われる。

ま、この辺の話を書くと長くなるので割愛するが、その万年青がいまでは2鉢しか残っていないのだ。
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万年青は半日陰の植物だ。
ウチのベランダのような一日中、日が当たる環境では葉焼けをおこしてしまって、きれいに育たないのだ。

しかも今年、庭主は華やかなバラに浮気心をおこして、6鉢もバラを増やした。
そのせいで、地味な万年青はますます隅に追いやられ、きのう、とうとうバラたちに居場所を奪われ、4鉢が捨てられたのだ。で、いまでは2鉢しか残っていないというわけだ。
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光を好むバラたちはベランダの特等席を占領し、朝晩たっぷりと水を与えられて、庭主の寵愛を受けて暮らしている。半面、日陰の身の万年青は、じめじめとしたビオトープの隅で、葉も磨かれることなく、ひっそりと暮らしているんだとさ。許せ!
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by novou | 2010-06-25 21:00 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)
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