キャンプ3日目。
願いもむなしく、曾原湖はきょうも雨。
でも、安達太良山に電話するとゴンドラは運行中とのこと。
ならば、いざ行かんとリュックをクルマに積んで出発進行!
が、しか〜し、ゴンドラ駅に着いてみると、霧で視界はまったくなし。
駅員さんに山頂の状況を聞くと「始発で10人ぐらい登っているけど、霧がだんだん濃くなっているので山頂のガレ場あたりは迷いやすいので心配だわ。私はオススメできませんねぇ。ゴンドラだってこれ以上風が強くなれば止めることになるからねぇ」とのこと。
とほほ…。
2日も山に嫌われたのは初めてだぜ。
ってなわけで、早々に撤収! ってことになりました。
でも、このままキャンプ場まで引き返すのはもったいないので、急きょ、達澤不動の滝と戊辰の道の原生林を歩くことに…。これが意外といいハイキングコースでした。
あちこちに不動の滝と名付けられた滝はありますが、達沢の滝はいいですねぇ。
水量も豊富だし、なにより滝のすぐ下まで行けて、暑い日ならば滝に打たれることもできそう(^O^)v
滝までのアプローチも気持ちよく、滝元には不動明王(水を司る神様ですからねぇ)が祭られています。
また、戊辰の道は、江戸から明治への激動期、西軍(新政府軍)が、東軍(旧幕府軍)を追撃するため突破した道です。
「西軍がこんな急坂を登れたのは、滝でマイナスイオンを浴びたり、原生林でフィトンチッドを浴びて元気になったからかしらん」とオサルさん。
往復3時間ほどのハイキングをボクらも元気に楽しんだのでした。
帰りは直売所で山なめこや大根を買いました。
晩めしはきのこ鍋です(^O^)v
(つづく)