東京ベランダ通信

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カテゴリ:番外編( 146 )


2017年 08月 22日

夏のオサル食堂とコーヒーのこと

今年も9月8日〜13日まで、代官山の「ぎゃらりー無垢里」でワカ(石川若彦)さんの器展が開催されます。
開催中の9日(土)、10日(日)は、ワカさんの新作の器で食事を楽しんでいただくオサル食堂も開催されます。

2011年の1月にはじまったオサル食堂も、今回で12回目になります。

3回目(2012年3月11日)には東日本大震災の被災地支援のためにチャリティーのオサル食堂を開店したり、
7回目(2014年7月)には代官山を離れて世田谷の「夏椿」さんにも遠征(?)しました。

昨年1月の9回目からは食後にお出しするコーヒーにもこだわるようになりました。

オサル食堂でお出ししているオサルブレンドは「アオトコーヒー」の店主ヒデ(岡田秀敏)ちゃんが焙煎し、オサル食堂のためだけにブレンドしたものです。
それをアドバンスドコーヒーマイスターのVivaくんこと中川亮太さんが、一杯一杯、丁寧にハンドドリップで落とす贅沢なコーヒーなのです。

ところで、ひと口にオサルブレンドといっても
第09回:デーツバターwithコーヒー
第10回:緑豆ぜんざいwithコーヒー
第11回:焼きチョコケーキwithコーヒー
と、それぞれの回のデザートにあわせてブレンドを変えているって、ご存知でした? 
つまり、これまでに3種類のまったく違うオサルブレンドが誕生しているというわけです。

オサル食堂開店まであと20日を切りました。
現在、オサルさんが作るお菓子に合わせて、0番〜4番まで5種類のブレンドをひでちゃんが試作、
それをオサルさん、Vivaくん、他4人で試飲を重ねています。
すでに相当おいしいコーヒーなのですが、酸味、甘味、苦味、コク、後味…と、
お菓子とのベストな相性を探って、さらに完成度を高めてまいりますと、ひでちゃんが申しております(笑)。
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あっ、今回のお菓子の内容は開店の日まで内緒なんだそうです。
料理がファラフェルなので、きっと中東あたりのお菓子なんでしょうね、たぶん…。

それと、ちっちゃな、ちっちゃなおまけのサプライズがあるかもよ、とオサルさんが申しておりました(笑)。

すでに先週の土曜日から、ぎゃらりー無垢理にて予約受付が始まっています。
お時間がある方は、ぜひ、オサル食堂にお出かけください。

○オサル食堂
9月9日(土),10(日)

下記の1日全3回の中からお時間をお選び下さい。
各回11名様まで(ご予約の方を優先とさせていただきます)
①11:00~12:30
②13:00~14:30
③15:00~16:30

[メニュー]
ファラフェルプレート(ファラフェルはヒヨコ豆で作った中東のコロッケ)
お菓子
スペシャリティコーヒー(オサルブレンド)
2500円(税込み)
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ご予約は、代官山ぎゃらりー無垢理(☎03-5458-6991)
留守番電話やFAXでのご予約は受け付けておりませんので、お気をつけください。



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by novou | 2017-08-22 19:40 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2017年 07月 25日

アオトコーヒーのこと

青砥の駅前でタクシーを拾った。
運転手に「青戸7丁目まで」と住所を伝え、「青い扉のコーヒー屋さんなんですが…」といっただけで、
「ああ、あそこね」と、運転手はすぐに目的の場所が判ったようだ。

あとで知ったことだが、アオトコーヒーはバス通りと国道6号線が交わる大きな交差点のそばにある。
だから、バスやタクシーが信号待ちをしていると、アオトコーヒーがよく見えるのだ。
タクシーの運転手が知っているわけである。

「で、お客さんたちはコーヒーを飲みに、わざわざ来たんですか?」と運転手。
「友だちの店なんです。おいしいので、ぜひ、行ってみてくださいよ」とオクさん。
すると運転手は「わたしゃコレだから」と、センターコンソールから飲みかけの缶コーヒーを持ち上げて、
「へっへっへっ」と笑ったのだった。

青砥は裕福そうな街ではない。おしゃれさも微塵もない。スタバだってない。
缶コーヒーとコンビニコーヒーの街なのだ。
そんな街で自家焙煎スペシャルティーコーヒーを売るというのは、布教活動に近い。

タクシー代は2メーター490円だった。
二人で行くならバス料金とたいして変わらない。
バス通りは国道6号線を横切って直進すると10分ほどで亀有、右折して荒川の支流中川を越えればそこはもう柴又だ。

信号の手前でタクシーを降りる。
アオトコーヒーは目の前だ。
白に近い水色の壁、青い扉に丸窓3つ。扉の前には足跡がふたつ。
まるで透明人間が2人、店に入っていったかのような仕掛けだ。

となりはどこにでもあるような居酒屋。
店の前にはママチャリが3台、歩道にはみ出すように置かれている。
窓の手すりには使わなくなった古いすだれが立て掛けられている。
時刻は6時を少しまわった頃だ。
ご近所さんたちが一杯引っかけに、ぞろぞろと店に入っていく。

そんな街に馴染んだ居酒屋と、街に馴染むことを拒絶したようなコーヒー屋が、軒を接している。

なんだかすごい景色だ。違和感がハンパない。

世間一般がイメージするコーヒー屋というのは、ドアを開け、中に入るとその店のあるじの世界が広がっている、というのが相場だが、
アオトコーヒーはドアの外にまで、あるじの思いや世界がはみ出してきている。


この店のあるじを紹介しよう。

アオトコーヒーのあるじは、修行僧のような雰囲気を持った痩身の男だ。
ハットとアバンギャルドな眼鏡がトレードマーク。
このファッションだってこの街では相当浮いている。
仲間はみんな「ヒデちゃん」と呼ぶ。

シャイなのでおよそ客商売には向いてないと思うのだが、アオトコーヒーはお手製珈琲豆屋。
つまり、自家焙煎珈琲豆を売る店なのである。
ロースターの前で豆と向き合うのが仕事なのだから、シャイでもそれほど問題はない。

もちろん、店ではヒデちゃんがハンドドリップで丁寧に淹れてくれるコーヒーも飲める。
これがすっきりしていてうまい。とてもきれいな味のコーヒーなのだ。
口に運んだ瞬間、「ふふっ」と小さな笑みがこぼれてしまうようなコーヒーだ。

ヒデちゃんは珈琲店で修業をしたことがない。
焙煎も抽出の仕方も独学だ。だが、心の師匠はいる。
師匠の店は志村坂上にあるのだが、ずいぶんとその店に通ったらしい。
ボクも1度だけそこに行ったことがあるので、ヒデちゃんが目指しているところがよく判る。

店内はセルフビルドだ。
ヒデちゃんが時間をかけてこつこつと作り上げた空間なので、なんともいえない居心地のよさと、手作りならではの温かさがある。

開店するにあたってはたくさんの仲間たちも協力を惜しまなかった。
益子で活躍する陶芸のワカさん(石川若彦)が看板やOPENサインを作り、ランプシェードや手洗いボールも作った。KINTAさんはスツールを、皮革作家の曽田耕さんはテーブルの下に収まる物入れやカウンターのハイスツールを、オリジナルのマグカップは石原稔久さん、コーヒーサーバーやピッチャーは伊藤亜木さん、こけしの傘立てやアオトコーヒーバスは増田光さん、他にもshimaさんのオブジェや蓋物、竹之内太郎さんの一輪挿し、岡歩さんのコウモリと店内には人気作家たちの逸品が並んで、さしづめ小さなギャラリーのようでもある。

たくさんの協力を得られたのはヒデちゃんの人徳といえば人徳なのだが、頼りないヒデちゃんを見て、「なんとかしてやらねば」と匠の大先輩たちがひと肌脱いだ、というのが当たっているような気もする…。

さて、長くなってしまったが、アオトコーヒーは今年の6月で2周年を迎えた。
ご近所の常連さんも少しずつ増えてきているようだし、遠くからコーヒー豆を買いに来るお客さんもいるらしい。
結構なことである。ありがたいことである。

街に馴染んでいなくてもいいんだと思う。この街で異彩を放ち続ければいいんだと思う。
アオトコーヒーという店があり、そこには岡田秀敏という男がいて、いいと思う味を出し、いいと思った物だけを置く。
そして、それをいいと感じる人たちが、ゆっくりと羽を休めにやって来る。
なんて素敵なことなんだろうと、ボクは思うよ。

あらためて、開店2周年おめでとう。

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by novou | 2017-07-25 14:17 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 26日

That’s PANK  STAY PANK!!

原宿まで歩いた。

桜ケ丘をくだり、渋谷駅を抜け、明治通り裏のキャットストリートを歩く。

気持ちのいい散歩コースだ。


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途中、近くなのにまだ一度も行ってなかった「渋谷キャスト」を冷やかし、

ラルフローレンのとなりのジャーナルスタンダードでTシャツを買い、

オジヤンカフェでレモネードを飲んだ。



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だが、今日の目的は散歩や買い物ではない。


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「BOOKMARC」で開催中のハービーさんの写真展が目的なのだ。


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ハービー・山口。

大好きな写真家だ。

代表作に「代官山17番地」という同潤会アパートを舞台にした写真集がある。

ボクがここ(南平台町=代官山までは歩いて10分ほどだ)に住んでいる理由のひとつは、

この写真集に影響を受け、代官山にかぶれてしまったからだ。(長くなるので詳しくは書かない…)



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写真展のタイトルは「That’s PANK」。



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ロンドンの地下鉄でクラッシュのジョー・ストラマ−を見かけた。

「写真を撮っていいですか?」とハービーさんは聞いた。

「撮りたいものは全て撮るんだ。それがパンクだろ!」と、

ジョー・ストラマ−はハービーさんのカメラの前に立ったのだ。

これがすべてのはじまりだった。

以来、ハービーさんはジョー・ストラマ−の言葉を心の支えに、

たくさんのミュージシャンの写真を撮ることになる。

You can click away of whatever you want. That’s PANK


ボクもこのエピソードをまねしてハービーさんに「写真を撮っていいですか?」と聞いた。

彼は「いいよ」とジョー・ストラマ−の写真の横に立ってくれた。


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お宝ツーショットが撮れた。

でも、笑わなきゃよかったと悔やんでいる。

That’s PANKなんだからさ…。


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by novou | 2017-06-26 21:11 | 番外編 | Trackback | Comments(4)
2017年 06月 05日

母のプレゼント

6月1日の朝、ピンポンピンポンピンポンとせわしなくチャイムがなって、ハハがやってきた。
「ノブヤ〜、あんたこれ好きでしょ。お母さん忘れてたけど、ほれ、誕生日おめでとう!」
と、ボクにコンビニ袋を差し出した。

のぞくとなかにアイスクリームがどっさりあった。
たぶん10個以上はあるだろう。
となりのローソンで買ってきたらしい。

「あ、ありがとう。でもうちの冷凍庫にはこんなに入らないから、お母さんの冷凍庫に入れといて」
「そうかい。じゃあ、入れとくからいつでも食べにおいで…」
と、コンビニ袋を持ってそそくさと帰っていった。

ボクの誕生日は5月29日だ。
一人息子の誕生日を忘れるってのもどうかと思うが、
プレゼントにコンビニアイス10個って嫌がらせか?

「あんたこれ好きでしょ」って、確かに子どものころはよく食べたけど、
大人になってからは、ほとんど食べたことはない。

去年も一昨年も誕生日プレゼントは花束だった。
しかも、それは必ず当日の朝に、ハハの満面の笑顔つきでボクに手渡された。
照れ臭かったが嬉しかった。

ハハはことし87歳だ。
息子の誕生日を記憶する力も、花束を買いに行く気力も、もうなくなってしまったのか。

それとも子どものころみたいに、ボクと一緒にアイスを食べたかったんだろうか?
それならちょっと嬉しいけど…。

一度、ハハの部屋で一緒にアイスを食べてみようかな。
昔話でもしながらさ…。
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アイスは井山三希子さんのカップに入れ、須田二郎さんの鍋敷きにおいて、ちょっとおしゃれに撮ってみました。
コンビニアイスには見えんでしょ(笑)。



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by novou | 2017-06-05 03:50 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 07日

恒例・益子陶器市(ワカさんと昼寝とカエルの合唱と…)


4日、益子の陶器市に行ってきました。
この日の益子は初夏のようなすがすがしい天気。
空にはうっすらと虹がかかり、ボクたちを歓迎してくれているかのようでした。
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あとでわかったことだけど、この虹、正確には「環水平アーク」というそうで、
薄い氷の雲で、太陽光が屈折し、虹のように輝く珍しい現象なんだそうな…。
ちなみに、この虹が太陽の上にかかった場合は「環天頂アーク」というらしい。
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さて、ボクたちはいつものことながら、滞在時間のほとんどをKENMOKUテント村のワカさん(陶芸家の石川若彦さんのこと)のところで過ごしました。
ここではワカさんが炭火で焼いてくれる手羽を肴に、名酒「王禄」や「長珍」が飲めるのです。しかもワカさん作のぐい飲みで…。うまいんだなぁ、これが…。なんたってボクらの陶器市最大の目的は、ここでお酒を飲むことですから(笑)。
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                   (ワカさんテントでSさん夫婦と合流)
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                 (大人気の手羽は午後には早々に売り切れました)


朝酒はうまいだけに、すぐに酔っぱらう(笑)。
ヘロヘロになったら丘の上の遺跡広場でひと眠り。
木々を揺らす風の音、ふかふかの芝生…。気持ちいいんだなぁ、これが…。

酔いが醒めたら、KENMOKUテント村に戻って、いちばん奥の斉藤謙大さんの野草屋さんで、珍種のオダマキや野生種のバラを物色。陶器市なのにボクが買うのは野草だけ(オクさんは今年も「うつわ道楽」を楽しんだみたいだけど…笑)。
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         (益子で首からVIVAカップをぶら下げている人は、ワカさんファンクラブ会員です。笑)

夜はワカさんおすすめの益子No.1の居酒屋で会食。
お造りもうなぎの白焼きも、竹の子ごはんもおいしかった。
ごちそうさんでした。

店を出る頃には月が昇り、まわりの田んぼではカエルの大合唱。

そしてワカさんちの愛猫、くろねこピッチにさよならして、帰路についたのでした。
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夜の9時過ぎに益子を出て、渋谷に着いたのは深夜の12時。
ひでちゃん、長時間の運転ありがとう。

ワカさん、アヤちゃん、楽しかった…感謝です。
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           (益子名物「赤羽まんじゅう」をいただきました。トモ、ありがとう!)
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                     (ワカさん夫婦と記念撮影)

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by novou | 2017-05-07 06:22 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 05日

ありがとう加川良さん

追悼

好きな歌手はたくさんいる。
でも、加川良さんは特別だ。
なにしろボクの最初の結婚は、加川良のライブがきっかけだった。
もう38年も昔のこと…。
相模原の小さな喫茶店でマスターと常連有志で、彼のライブを企画した。最初のオクさんはその中の一人だった。
音楽の趣味が一致するということは、
他のすべての相性もいいことだと、その頃は信じていた。

ライターとなり、ある週刊誌で「なつかしのフォーク大全」なる特集があったとき、〝なつかしの…〟とはホント失礼だと思ったけど、加川良さんに電話した。
事務所の人が出るのかと思ったら、電話の向こうには本人がいた。
ミョーに興奮して「ボクには神さまが3人いて、それはニール・ヤングとボブ・マーリーと加川良さんなんです」と叫ぶように口走ったら、ふふふと笑われた。

折々にライブにも出かけた。
彼ほど歌詞をはっきりと明確に歌う歌手を、ボクは他に知らない。
だから、彼の発する一言ひとことが、深く胸に突き刺さるのだ。
高校時代、いちばん歌ったのは「下宿屋」です。
「そこの角砂糖でも噛ったらぁ〜」というフレーズは、
大学に進んで友だちが部屋に遊びに来るたんびに使ってました。
ボクの弾き語り用のファイルには、
「知らないでしょう」と「こおろぎ」と「ラブソング」と「白い家」と「流行歌」が入っています。もちろん「教訓Ⅰ」も…。

ボクの神さまがホントに神さまになっちゃうなんて…。
はにかみ屋で物静かで神さまの加川良さん、
いっぱい、いっぱいありがとう!
天国でゆっくりと休んでください。
そしてあなたの歌が、これからもたくさんの人に伝わりますように。
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by novou | 2017-04-05 08:44 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 05日

トゲナシウチワサボテンとバーバンク

先日、義母や友だちからクリや落花生が宅急便で送られてきた。

その中に、怪しい茶封筒がひとつ。触るとなんだかゴツゴツしている。

何だろうと思って開封してみると、ウチワサボテンが4枚入っていた。

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送り主はただいま入稿中の本の編集さんだった。

実は原稿に「ウチワサボテンは食用となるサボテンの代表的なものとして知られ、

日本でもステーキサボテンなどの商品名で売られている」と書いたら、

「?」が10個くらいの怪訝な顔をされたのだ。


で、編集さんは本当かどうかを確認するため、

わざわざ「ステーキサボテン」をネットで検索して、

実際に買ってみた、ということらしい。

そして、その一部がわが家に送られてきたのである。


一筆戔には「とりあえず生で齧ってみたところ、

さわやかでネバネバしたキュウリのような食感で、

意外にもちゃんと美味な野菜(?)でした」と書いてある。


そもそも、ステーキサボテンとはアメリカの育種家ルーサー・バーバンクが、

食用に品種改良したサボテンのことで、

正式にはOpuntia ficus-indicaBurbank Spineless’という。


このルーサー・バーバンクなる人物をご存じの方は、あまりいないと思うが、

アメリカでは植物界の発明王と呼ばれ、

エジソンやフォードと同じくらいに有名なようだ。


ちなみに、バーバンクが品種改良して世に送りだした植物は3000種以上。

なかでも「ラセット・バーバンク」という品種のジャガイモは、

今でもアメリカでNO1の生産量を誇っている。


大人の握り拳ふたつ分くらいの大きさがあり、

でこぼこが少なくて、厨房や工場で扱いやすいこのジャガイモは、

日本では環境の違いから収量が得られず生産していないけど、

実はマックにいくと食べることができる。


マックはラセット・バーバンクを原料としたフライドポテトを、

アメリカから冷凍で輸入しているからだ。

マックのフライドポテトがおそろしく長いのは、

マッシュして作っているんじゃなくて、

でかいジャガイモを原料としているからなのだ。


さぁて、ずいぶんと話が横道にそれた。

本題に戻ろう。トゲナシウチワサボテンのことである。


いただいた4枚のうち、1枚はステーキで、1枚はサイの目に切ってサラダで、

残りの2枚は食べてしまうのが忍びないので、挿し木にした。

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で、お味の方は酸味やネバネバがあって、

おもっていたよりもずっと美味だった。

とくにハラぺーニョを加えたサルサソースでサラダにすると、

カーッときて汗が噴きだし、いっきにメキシコにワープできる感じだ。

サボテンステーキもこのサラダと一緒に食べると、うんまいです。

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挿し木にした2枚が大きくなったら、

ベランダでサボテンパーティーやりまひょか !?



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by novou | 2015-10-05 17:39 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 20日

うれしい知らせ

ボクがお手伝いさせていただいた
『子どもがすくすく育つ日本一の給食レシピ』(松丸奨著 講談社刊)の
重版が決まりました。

発売は5カ月前でした。
テレビや新聞にも取り上げていただいたおかげで、
じわじわと売れ続け、図書館での評価も高いようです。

これからも文京区青柳小学校の栄養士・松丸先生の給食にかける情熱と、
子どもたちに大人気のレシピが、たくさんの人たちに伝わることを願っています。

応援いただいた皆さま、ありがとうございました。
まだ、ご覧になっていない方はこの機会にぜひ…。
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by novou | 2015-02-20 00:03 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 19日

50年前にもらった3D ビュアー

納戸の片づけをしていたら、子どもの頃の宝物が出てきた。
「3D ビュアー」だ。
8歳の誕生日に、伯父がプレゼントしてくれたのだ。
コレ、本体にリール(円盤状のスライドですな)を差し込み、
あかりにかざして中を覗くと、3D映像が観られる仕組みになっている。

いまでこそ3Dは珍しくはないけど、
コレを貰った50年前は画期的だった。

ボクは夢中になった。
なにしろビュアーを覗くと、
別世界にワープできるのだから、
8歳のハナタレ小僧には刺激的だ。

ボクはディズニーの物語の世界で遊んだり、
宇宙船にのって月を旅した。

友だちにも自慢し、遠足にも持っていって見せびらかした。
もちろん先生に怒られた。

あれから50年経っても、こうしてブログで自慢して、
見せびらかしている自分がちょっと情けない。

大人になっても、ボクが一人空想の世界で遊べるのは
この3D ビュアーのせいだと思っている。

なんかコレを持ってる人たちと同好の会を開いて、
見せっこしたり、語り明したい気分だ。
ちなみにピクチャーリールはポパイやバンビなど18枚持ってます(^_^)v
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by novou | 2015-02-19 18:01 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 07日

手ぬぐいと謎の植物


例年だと10月は紅葉を愛でに山に出かける季節なのですが、
忙しいし、体調もよくないし、御嶽山の噴火もあったので、
今年は山は無理だななんて、しょぼ〜んとしていたら、オクさんから手ぬぐいをプレゼントされました。
山好きにはたまらん絵柄でしょ。
登山は無理としても、この手ぬぐいを持って山の温泉ぐらいは行きたいなぁ。
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今週はもうひとついただき物がありました。
写真はオクさんの姉の志乃ちゃんから届いた謎の植物。
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フィンガーライムの苗だそうです。
「かわいらしいから買ったけど、やっぱり育てられんからアンタ(オクさん)にあげるわ」と、京都から送られてきました。

で、姉にも妹にも育児放棄(?)されたフィンガーライムは結局、ボクが育てることになったのでした。
2年後には赤ちゃんのおち○ちんのような実が成り、その実を割ると透明なキャビアのような果肉が詰まっているらしいです。
だから、ブッシュキャビアともいうそう。

でも、こんな小さな苗にたった2年でホントに実が付くのかしらん。
ちょっと不安…。
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by novou | 2014-10-07 19:54 | 番外編 | Trackback | Comments(1)