カテゴリ:ベランダ植物図鑑( 133 )


2011年 05月 20日

ミントいろいろ…

2011/05/20(金)
晴れ/26℃

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夜もまだ明けきらない頃の、仄暗い庭が好きだ。
その頃の庭は、ヤモリが壁に貼り付いていたり、ナメクジがビオトープの煉瓦を這っていたりと、なにやら奇っ怪な趣があるのだ。

それに少々悪趣味ではあるが、植物たちの寝顔をこっそりと覗くのも刺激的である。
睡蓮は花をすぼめてかわいい寝息をたてているし、
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ジャスト・ジョーイはデカダンスな寝顔と香りを漂わせていて、年甲斐もなく興奮させられる。
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暁の頃は、秘密の花園の秘密の時間、なのである。

話が怪しい方に向かいそうなので、きょうは爽やかなミントについて…。

ミントはシソ科ハッカ属の清涼感のあるハーブの総称だ。

朝、ベランダに出ると、ボクはまず、ミントの葉を1〜2枚つまんで口に放り込む。
そうして奥歯ですりこ木のようにして噛んでいると、メントールの清涼感が眠気を覚ましてくれるし、口の中もスッキリする。
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我が家には5種類のミントがあるけど、ガムの替わりにするならブラックミントがいちばんだ。葉脈が紫色をしているのが特徴で、香りが強く、他のミントに比べて清涼感が長持ちする気がする。

そういえばフリスクに「ブラックミント」ってフレーバーがあったっけ…。
なんでも「シリーズ最強の刺激」で、ストロング系の最高峰という位置づけとなるらしい。
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こちらはアップルミント。葉が丸く、明るい緑色で、りんごの甘い香りがするらしいが、メントールの刺激が強すぎてボクにはよく解りません (^o^)! 。
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そしてこちらはオレンジミント。葉に光沢があり、オレンジの強い香りがします。
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こちらはペパーミント。ピリッとするほど強い清涼感があるミントの代表選手ですね。
我が家ではよくこの葉っぱで、ミントティーを作ります。
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最後はマウンテンミント。こちらはミントとつきますが、同科別属(サルビア属)で、1mぐらいの大きさになります。手でワサワサすると何ともいえない爽やかな香りがあたりに漂います。蜜源植物で、花は地味で目立たないのですが、ミツバチがたくさん集まります。


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きょうのモーニングセット。きのうからトーストはペリカンのパンなのですが、毎日食べるにはおいしすぎます。ボクはKINOKUNIYAさんのイギリスパンのトーストがいちばん好きです。パンやうどんのような毎日食べるものは、おいしすぎてはいけません。よろしゅうおまんなぁ、っていうぐらいが、ちょうどいいのです。(大阪の松葉家さんの先代のご主人の受け売りですが…)

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きょうのランチはパッタイ(タイの焼そばみたいなもんですね)。オクさんの料理はなんでもおいしいけど、とくにエスニックは絶品です。ライムを搾っていただきます。自家製のニラをたっぷり使ってます。

ごちそうサマー!!!
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by novou | 2011-05-20 13:39 | ベランダ植物図鑑
2011年 05月 19日

月のまなざしがまだ残る空

2011/05/19(木)
晴れ時々曇り/25℃

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月のまなざしがまだ残る頃に起き出して、月が消えていくまで、ずっと眺めていた。
ベランダの楽しみは花だけじゃなく、月を愛でることにもあるのです…。

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きょうは我が家の果樹を紹介します。
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先日、オクさんが摘果したビワは早くも色づきはじめました。
そろそろ袋掛けをしてあげなくちゃね。このビワは実生から育てた15年もので、我が家の庭ではいちばんの古株です。
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こちらはイチジク。苗から育てて4年ほど経ちます。
イチジクは人類最古の栽培食物で、小麦よりも古くから栽培されていたといいます。
そういえばアダムとイブが、あそこを隠すのに使ったのもイチジクの葉っぱでしたね。
花も咲かないのに実をつけるから、漢字で書くと‘無花果’です。
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こちらは白桃。去年、植えたばかりなので、今年の実は小さいです。桃栗3年だから、来年は食べられるかな…。ちなみに「桃栗3年柿8年」のあとは「ゆずは9年で成り下がる、梨の馬鹿めは18年…」と続くって知ってました。
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こちらはグミ。毎年たくさんの実を付ける優等生。オクさんがジャムや果実酒をつくります。あと1週間もすると実も膨らんで、赤く色づきます。食べると独特のえぐみがあるので‘グミ’となったという説もあるようです。
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こちらはブルーベリー。花もきれいで、実もおいしい、それに紅葉まで楽しめる育てる満足度No.1の植物です。我が家は3本のブルーベリーを育てていますが、こちらはブルードロップ。
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巨峰も軒下まで蔓を這わせて、蕾をたくさん付けました。今年は豊作の予感。

他にブラックベリーやワイルドストロベリー、ラズベリーなどのベリー系がありますが、それはまた今度…。
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by novou | 2011-05-19 07:14 | ベランダ植物図鑑
2011年 04月 19日

ヤマフジ

2011/04/19(火)
雨のち曇り/20℃
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西のベランダでフジが咲き始めています。
我が家のフジは蔓が左巻きなのでヤマフジです。
ヤマフジはフジに比べ、花色が淡く、花穂が短いです。
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これは3/30頃のつぼみ。まんまるです。
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それが10日後にはガマの穂のように長くなって、
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3日後には花穂の根元のほうからバラバラに咲きはじめるのです。
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さらに5日後には花穂の先まで花開いて、
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4/18にはご覧の通り。
ひとつひとつのつぼみが豆の形に似ているのは、マメ科の植物だから?
薄紫色の花穂が春風にそよぐ姿は優雅で、たまんないですね。

業務連絡

拙著『東京ディズニーリゾート植物ガイド』がAmazonや楽天ブック、TSUTAYAオンラインなどのネット書店で、数日前から在庫切れになっているようです。なにせ初版部数が少なかったもので、ご迷惑をおかけしています。
今月の25日頃には増刷分が流通すると思われるので、もう少々お待ちください。
なお、HMVオンラインには若干の在庫があるようです。
よろしくお願いいたします。
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by novou | 2011-04-19 11:26 | ベランダ植物図鑑
2011年 04月 17日

フランネルフラワー‘フェアリーホワイト’

2011/04/17(日)
晴れ/17℃

朝からずっとベランダにいます。
いつものように水やりをして、勢いよく伸びはじめたクレマチスやバラやトケイソウの蔓をフェンスに結束したり、オクさんがタネから育てた隠元豆の苗を定植したりと、この季節はなにかと忙しいのです。

きょうは天気がよかったので、お昼ごはんもベランダで済ませました。
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オクさんが焼いたリュスティック(素朴なフランスパンです)に自家製のオイルサーディンやピクルスをのっけてガブリとやります。
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ベランダだから少しくらいパン屑やオイルをこぼしたってへいっちゃら。ワイルドに食べて飲んで、ボクは山羊のように「ぅめぇ〜!」を連発するのです。

きょうは夜もギャラリー無垢里のオカちゃん夫妻とベランダごはんの予定。
テーマは「東北の産品を食べる会」です。詳細はあしたアップします。

さて、きょう紹介するのは最近人気のフランネルフラワー‘フェアリーホワイト’です。
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オーストラリア原産でセリ科の多年草です。花や葉が細かい毛で覆われていて、触るとフランネルのような手触りなので、このような名前がついています。
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花弁の先が緑色なのがチャーミングでしょ。花もちもよく、次から次へと秋までずっと咲いてくれるお勧めの植物です。
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by novou | 2011-04-17 16:26 | ベランダ植物図鑑
2010年 10月 20日

スミレの不思議

2010/10/20(水)
曇り時々雨/22℃

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スミレ(二色アツバや純白スミレ)が季節外れのツボミをたくさんつけています。
「へんなの」と思いながらも、今かいまかと開花を楽しみにしていたのですが、
ちっとも咲きません。

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気がつくと花が咲くのを飛び越してタネが飛び散っていたりで、
「なんでやろ?」と頭の中が「???」でいっぱいになっていました。

そこで調べてみると、スミレ属は春に咲く花の他に、花が開かないまま自家受粉によって結実する「閉鎖花」というのがあるらしいのです。

閉鎖花には「おしべ」と「めしべ」が備わっていて、硬く閉ざされたつぼみの状態のまま、
「めしべ」が同じ花の「おしべ」の花粉で受粉し、そのまま結実して種子を作るのです。
そのため閉鎖花は自花以外の花粉を受けることがないので、純系に近い性質を保つのです。

なんだか聖書の処女懐胎みたい。いやぁ、植物ってホント面白いもんですねぇ…(水野晴郎か!)
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by novou | 2010-10-20 12:05 | ベランダ植物図鑑
2010年 10月 08日

セージいろいろ

2010/10/08(金)
晴れ時々曇り/24℃

東京はカラッとした秋らしい天気が続いています。
ベランダに出るにも朝晩はパーカーが必要なくらいです。
ずいぶん涼しくなりましたねぇ。

暑さに弱いハーブ類も、この涼しさでずいぶん元気を取り戻したみたい。
とくにセージ類はいきいきとして、可憐な花を咲かせています。

セージのいいところは、丈夫で手間がかからず、花の時期が長いところ。
それに香りもいいですよね。
しかもほとんどの品種が、さし芽で簡単に増やすことができます。

我が家のセージを少し紹介しましょう。

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これはメキシカン・ブッシュセージ(サルビア・レウカンサ)。
いつの間にかこんもりと大株に育ち、我が家の庭ではこの時期の中心的な存在です。
ビロードのような長い花穂が素敵でしょ。

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こちらはコバルトセージ。
とても濃いコバルトブルーの美しい花で、サルビア・レプタンスの立ち性のタイプです。
細い茎が立ち上がり、風に揺れる様子はいかにも涼しげです。

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そしてこちらはチェリーセージ。ホットリップスともいいますね。
季節により赤と白の複色になったり、赤一色になったりと花色が変化します。
開花時期が長く、我が家ではほとんど一年中咲いています。
ほのかな甘い香りもたまりません。

他にもラベンダーセージやマウンテンセージなどがありますが、また、開花したら紹介しますね。


きょうは爽やかな天気なので、これからベランダで炭を熾して、オクさんと炉端焼きごっこです。
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by novou | 2010-10-08 16:26 | ベランダ植物図鑑
2010年 09月 28日

ゼフィランサス

2010/09/28(火)
雨のち曇り/20℃

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雨上がりのベランダでゼフィランサスがきれいだ。
和名はタマスダレ。公園や道端でもよく目にするありふれた花だ。

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雨が上がったあとにぱっと花が咲くような感じがあり、英国ではレインリリーと呼ばれているらしい。
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by novou | 2010-09-28 21:28 | ベランダ植物図鑑
2010年 08月 26日

通院3時間、庭仕事1時間…。

2010/08/26(木)
晴れ/34℃

きのうはチチの通院日。
いつものことだが五反田にある病院までボクが付き添う。

タクシーで行き、タクシーで帰ってくるのだから、付き添いはいらないように思うが、
そうもいかないのだ。

最近の大きな病院は磁気カードの診察券を使う。
チチはキャッシュカードもSuicaも使ったことがない。
まして磁気カードの診察券など理解の外なのだ。

診察も検査もいまは番号で呼ばれる。
「診察室166番のG05番」といわれても、チチにはさっぱりわからない。

名前を呼ばなくなったのは、看護師の省力化や個人情報に気を遣ってのことだと思うが、
これでは高齢者はどの診察室に行けばいいのか、右往左往するばかり。

しかも、待合室で1時間から長い時には2時間も待たされると、
高齢者じゃなくても疲れて寝てしまう。
そうなると、自分の番号が呼ばれても、だれも気がつかない。
そんなわけで、チチにはボクの付き添いが必要なのだ。

カードで受付けをし、カードで採血をし、カードで会計をし、院外薬局で薬を貰った。
便利なはずのカードを使っても3時間もかかった。
チチもボクもヘトヘトになった。
遠方から通院している人はもっと時間がかかる。たいへんだ。


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白鷺(サギソウ)が二羽になった。最初に咲いたのは1週間も前のことだから、ずいぶんと花持ちがいい。
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よく見ると、花弁から長い距を延ばしている。
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サギソウはラン科の植物なので、この距は花の一部が変化したものだ。
長い管の先には甘い蜜が溜まっていて、距の長さに見合った口吻を持つセスジスズメなどが飛来して吸蜜するらしい(見たことないけど…)。すんごいなぁ…。

我が家の植物ではスミレオダマキにも、長い距が見られます。
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by novou | 2010-08-26 17:56 | ベランダ植物図鑑
2010年 07月 21日

食虫植物

2010/07/21(水)
晴れ/35℃

「ベランダにもう鉢は増やさない」と決めていたのに、
先日、碑文谷のダイエーに行ったら、園芸コーナーで食虫植物が売られていた。

ウツボカズラにハエ取り草にサラセニア…。
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これらの植物は、虫が近寄るとパカッと葉が閉じて捕まえたり、壺のような捕虫器の中に虫が落ちると、消化液を出して分解してしまう。おもしろいなぁ。たまらんなぁ!
「グヮシッ!」っと好奇心をわしづかみにされて、結局、ぜ〜んぶ購入!

ここでは夏休み前になると、小学生の観察日記向きの植物がよく売られている。
そういえば一昨年もここでオジギソウを衝動買いして、枯らしたっけなぁ。
今年も店の戦略に、まんまとハマってしまった。
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by novou | 2010-07-21 07:18 | ベランダ植物図鑑
2010年 07月 14日

スベリヒユ

2010/07/14(水)
晴れ時々曇り/31℃

いつものように睡蓮木の花がらを摘んでいたら、傍らに見慣れない花が咲いていた。
花は黄色の5弁花で、直径が1cmにも満たない小花である。
葉は肉厚で光沢があり、ヘラのような形をしている。
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調べてみたら“スベリヒユ”といって、マツバボタンなどの仲間らしい。

なんでも欧米ではこれをハーブとしてサラダに使うとある。
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茎葉をちぎって食べてみる。
シャキシャキしていて、あとからクレソンのような苦味が感じられ、なかなか旨い。

さっと炒めてステーキに添えると合うかもなぁ…。
ウィキには茹でて食べると独特のぬめりがある、と書いてあったが、生だとほとんどぬめりは感じない。

早速、タベランダーのオクさんに教えてあげなくちゃ(^0^)。

PS 午後ベランダに出て見ると、花は跡形もなく閉じていた。
スベリヒユは晴れた日の午前中しか咲かないらしい。
この辺はマツバボタンとそっくりだ…。
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by novou | 2010-07-14 16:05 | ベランダ植物図鑑