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2010年 04月 26日

お花見散歩 part2

2010/04/26(月)
晴れ/19℃

両親は先日のお花見ピクニックが、とても気に入ったようである。
「天気のいい日に公園で弁当を食べるのは気持ちいいわ」と父。
「八重桜、きれいだったねぇ」と母。

稚内の友だちに電話をしていても「息子の家の近くの公園にお弁当もっていって、お花見したんだわ」と、母はしきりに自慢していた。

きのうも天気が良かったので「弁当もって公園に行くかい?」と両親に聞いたら、
「うん!」と嬉しそうに返事をする。
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我が家から西郷山公園までは僅か5分ほどの距離なのだが、年老いた両親の足では15分もかかる。そろそろ杖を買ってあげなければいけないのかもなぁ…。
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真っ青な空には鯉のぼり…。

母が作ったおにぎりは柔らかく、塩けが少し足りなかった。

もうすぐ5月である。
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by novou | 2010-04-26 06:24 | 日々の暮らし
2010年 04月 24日

激動の1週間

2010/04/24(土)
晴れのち曇り/16℃

激動の一週間だった。

水曜日は義歯が合わなくて硬いものが噛めないという母を歯医者に連れていった。
抜歯をして、義歯の調整もするため、1〜2ヵ月は歯医者通いだ。

碑文谷のダイエーにも行った。両親が冬物の洋服しか持ってこなかったからだ。
婦人服売り場と紳士服売り場で、春物の洋服やスニーカーを購入した。

紺のパーカーにグレーのコッパンを買って少し若返った父は、今度は伸びた髪の毛が気になるようだ。で、金曜日に床屋に連れていって散髪させた。

ストーブ、ホットカーペット、インターフォン、テレビのリモコン、給湯器、電磁調理器、オートロック、照明の変圧器等々の使い方を教え、管理人さんに挨拶をし、ゴミの分別のルールと、ご近所のお散歩コースも教えた。
まぁ、さすがに一度には覚えきれんのだけどね…。

両親だけでなく、我々夫婦の生活環境も激変したわけで、この一週間はため息をつくことばかり。焦らずゆっくりと順応していくしかありませんなぁ…。
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by novou | 2010-04-24 06:16 | 日々の暮らし
2010年 04月 22日

初夏日、お花見ピクニック

2010/04/22(木)
曇りのち雨/12℃

きのうの東京の最高気温は25.5℃。今年はじめての夏日でした。
4月に入って寒い日が続いていたので、昨年より10日も遅い初夏日でした。
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暖かな陽気に誘われて、西郷山公園までピクニックに行きました。
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満開の八重桜や里桜の下で、お弁当を広げて食べました。
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両親も一緒でした。

実家のある稚内では、桜が咲くのはGWの後です。

「東京は暖かくていいねぇ」と桜の下で母がいいました。
「あと何年、桜がみられるかなぁ」と父がいいました。

しばらく両親と一緒に住むことにしました。
父85歳、母80歳…です。
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by novou | 2010-04-22 07:17 | 日々の暮らし
2010年 04月 21日

抗がん剤とGW

2010/04/21(水)
晴れ/25℃

札幌の医師からの紹介状とCT画像のデータを持って、父を五反田の大きな総合病院に連れて行った。体調のすぐれない母を家に置いて行こうとしたのだが、母は「一緒に行く」といって譲らない。

初診受付を済ませ、診察カードを受け取って、消化器内科のカウンターで、再度、受付を済ませる。「大きすぎてお父さんとお母さんだけでは迷子になるわ」と、母はお上りさんのように、あたりをきょろきょろ見まわしている。

父の診察は膵臓専門の医師が担当してくれることになった。

1時間ほど待って診察室に呼ばれた。

これまでの経緯を聞き、コンピュータ上のCT画像をみて、「札幌の先生からご本人はもう説明は受けていますか?」と担当医。
「ハイ」と神妙に答える父。

「膵頭癌なのですが、御高齢なので手術は勧められません。抗がん剤での治療については、副作用のこともありますし、半年の余命が3〜6ヵ月延びるだけなので、生活の質を考えればこのまま治療しないというのもひとつの選択です。どうされますか?」

なんともドライな聞き方だ。
うしろで座って聞いていた母は、しきりにハンカチで目頭を押さえている。

一拍おいて「抗がん剤の治療を希望します」と父。

「そうですか。では、ジェムザールという薬を使いますが、高齢なので通常の80%の量を2週間おきに点滴しましょうか…。もうすぐ連休に入りますし、治療はゴールデンウィーク明けからにしましょう。それまで温泉にでも行って、のんびり身体を休めていてください」

事態は切迫しているはずなのに、抗がん剤治療よりも家族一緒の休暇を優先させなさいと担当医は暗に勧めてくれたのだ。

これが家族で過ごす最後のGWになるんだなぁと思うと、泣けてきた。
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by novou | 2010-04-21 19:59
2010年 04月 21日

4月下旬のベランダ

2010/04/21(水)
晴れ/23℃

1週間ほど東京から離れていました。
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帰ってみるとベランダではドウダンツツジが咲き、フジもコデマリもチラホラ咲き始めています。
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これが屋上からのいつもの定点写真。
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緑がずいぶんこんもりとしてきました。
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ブログの更新が滞りましたが、また、こつこつ書いていきます。
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by novou | 2010-04-21 10:28 | ベランダ歳時記
2010年 04月 18日

サヨナラ稚内

2010/04/18(日)
曇り/6℃(wakkanai)

稚内では木金土と3泊する予定だ。
3泊といっても平日をフルに使えるのは金曜だけだ。
この一日で郵便局へ行って郵便物の転送届を出し、銀行で新たなキャッシュカードを作り、年金機構で母の年金の確認をし、電話、ガス、NHKの受信料など、諸々の手続きをし、シルバーセンターに庭木の冬囲いの取り払いをお願いした。とにかく、ありとあらゆる“届け”にサインをし、電話をかけまくったのだ。

土曜は家の中の整理と、東京で暮らすための衣類や日用品の荷造りに追われた。

両親がこの家に暮らして35年たつ。
35年分の澱がこの家には溜まっていた。

押入れには箱に入ったままのタオルやシーツ類が隙間なく詰め込まれていた。そのほとんどが香典返しなどのお返し物だ。

何枚か東京に送ろうと思って箱をあけたら、タオルにはたくさんの茶色のシミが出ていた。大きな段ボールにひとつ分、「雑巾にでもして使ってください」とご近所に引き取ってもらった。

台所や納戸の棚には、これまたお返しのお茶や海苔や洋酒が詰め込まれている。そのほとんどが、とっくに賞味期限が切れているのだ。なかには10年前に賞味期限が切れた小麦粉やパン粉、茶色に変色したかんぴょうや、缶が膨らんだサンマの缶詰めもあった。

冷蔵庫や冷凍庫の中の食品は、食べられるものはご近所さんに貰っていただいき、封を開けたものやタッパーに入っていた物は全部廃棄した。

あと数年、老夫婦がここで暮らしていたら、ごみ屋敷だったかもしれない。

片っ端からゴミ袋に期限切れの食品を捨てた。捨てている間、食が細くなって食べる量が減ってしまったことや、身体がいうことをきかなくなって、片付ける気力が萎えていた両親のことが知れて、なんともいえない気持ちになった。

とりあえず70ℓのゴミ袋に18個、捨てた…。

日曜日は稚内を後にする日だった。

父のことは親しい隣人にしか知らせていなかったのだが、たくさんのご近所さんがお別れに来てくれた。

みんな「早く治って帰ってくるんだよ」と涙を浮かべて父母の手を握り、励ましてくれた。

父に食べさせたいと蟹汁を作って持ってきてくれたり、家の片づけを手伝ってくれた伊藤のオバサンは「父さんを絶対に元気にして連れて帰ってくんだよ」と、ものすごい力でボクの手を握り「約束だかんね」とポロポロ泣いた。ボクも鼻の奥がツンとなった。

稚内空港までは伊藤さん夫婦のクルマで送ってもらった。

両親が疲れないようにとチェックインしてすぐに優先搭乗させてもらったのだが、伊藤のオバサンはボクらが飛行機に乗り込むまで、ずっと手を振ってくれた。

飛行機は珍しく満席だった。

離陸すると飛行機は右翼を下にして大きく旋回する。
真下に見える稚内の風景を、父は食い入るように見ていた。
母は帽子を目深にかぶり、ずっとハンカチで目頭を押さえていた。

気温6℃。
鉛色の海に白い波が立っていた。

最北の街、稚内らしい殺伐とした風景だった。
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by novou | 2010-04-18 23:02 | 番外編
2010年 04月 14日

再び札幌

2010/04/14(水)
曇り時々雪/4℃(sapporo)

ステント減黄術が成功してから12日。
きのう、札幌の担当医と電話で話ができた。
父の黄疸はかなり治まってきていて、ビリルビンも16から3まで減少している、との説明を受ける。
医者は「いつでも退院していい」という。
父も「一日でも早く帰りたい」というので、急遽、札幌まで迎えに行くことにした。
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羽田に着くと、札幌は吹雪のため、帯広空港に着陸する可能性もある“条件付き運行”との案内があった。

飛行機はかなり揺れた。

機上から雪に霞んだ北海道の山並みが見える。
訪れるたびに札幌は吹雪で迎えてくれる。
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10時現在の気温2℃。
きのう、東京の最高気温は20℃だったのだ。
さすがに18℃の気温差は身体にこたえる。

札幌駅から病院までは歩いて10分の距離だが、迷わずタクシーに乗り込む。

父は10日あまりで、かなり元気を取り戻していた。
顔はまだ黄色いが、目にだいぶ力が戻っている。

母はちょっとやつれたようだ。
精神安定剤や眠剤を使わないと眠れないという。
「涙が止まらなくて困るのさ」と気弱な声で訴えてくる。

母はショックと疲れで軽い鬱状態になっているようだ。
東京に行ったら心療内科で一度見てもらった方がいいだろう。
父よりも母のほうが気ががりなのだ。

両親の着替えやタオルを洗濯し、病院から宅急便で東京に送る。

明日は3人で実家のある稚内に戻る。
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by novou | 2010-04-14 20:24 | 番外編
2010年 04月 13日

ヤマブキ

2010/04/13(火)
晴れ/21℃

桜が終わり、山吹の花がこぼれるように咲いています。
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山吹は枝が細く、見た目にはとても弱々しく見えます。
でも、枝が細いおかげで、どんなに大風が吹いてもなびいて、折れることがありません。
プランターがひっくり返って逆さまになっても、ちゃんと元に戻ります。
まるで形状記憶合金のようです。

七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき

この歌は「後拾遺和歌集」に収められている兼明親王の歌ですが、これは結実しない八重山吹を歌ったものです。山吹は一重咲きは結実するのですが、八重咲きは結実しません。

江戸城を構築した太田道灌は、鷹狩りに出たときに雨に遭い、蓑を借りようとうらぶれた民家を訪ねたのですが、応対に出た少女は黙って山吹の枝を差し出すだけでした。
城に帰った道灌が、家臣にこのことを話すと、それは「実の(蓑)ひとつだに なきぞ悲しき」と、蓑がないことを古歌に託して伝えたものでは、と教えられたのです。

道灌は自分の無知を恥じ、以後、歌道に励んだといいます。

七重八重…の歌とこの故事は、中学の時に担任の教師に教わりました。
以来、山吹はボクの心をとらえて離さないのです。

万葉集には山吹を詠んだ歌が17首もあるといいます。
日本人はそれだけ山吹に親しみを持っていたのでしょうね。

花ことばは、気品、崇高です。

春の微風にゆれる、可憐な山吹の花…。この花を見ると、すぐそこに来ている初夏を感じませんか。

明日から3〜4日、遠いところにいくので、ブログが更新できないかもしれません。
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by novou | 2010-04-13 22:06 | ベランダ植物図鑑
2010年 04月 12日

ボリジ

2010/04/12(月)
雨/10℃

ボリジが瑠璃色の花を咲かせた。
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星のような形の花なのでスター・フラワーともいい、和名は瑠璃色の花が咲くチシャということで、ルリヂシャとも呼ばれる。

ボリジの葉をサラダにして食べると、キュウリのような鮎のような香りがする。ヨーロッパでは心の憂さを晴らし、気分を落ち着かせるハーブとして珍重されていたようで、花を砂糖漬けにしたり、ケーキの飾りとしても使っているようだ。
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面白いのは花をワインやレモンティーに浮かべると、青い花がピンクに変わること。
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まるでリトマス試験紙だ。

植物ってホント面白い…。
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by novou | 2010-04-12 06:23 | ベランダ植物図鑑
2010年 04月 12日

花吹雪、花筏、花見酒…。

2010/04/11(日)
曇りのち雨/22℃

暖かさに誘われて夕方からお花見散歩。
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目黒川沿いは少しでも風が吹くと、桜の花びらがザクザクと降ってきます。
オクさんの髪の毛にも、ボクのシャツの中にも花びらは入ってきて、
おしゃべりしていると、口の中にも入ってくるほどです。
まるでフィナーレを飾るサブちゃんのステージって感じ。
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途中、O森姐さんとおばちゃんと合流して、驀山坊でそば屋酒。
きょうは葱ぬたは売り切れだったけど、鶏皮の酢の物やつくね、菜の花と小松菜の炊いたんで日本酒をいただきました。
〆はもちろんお蕎麦。おばちゃんごちそうさまでした。
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店を出ると外はすっかり夜の帳に包まれて、川沿いの提灯には明りが灯っていました。
夜の桜もまた幻想的…。桜はやっぱり散り際が美しいね。
西郷山を抜け、海老蔵さんの家の前を通り、帰ってきました。

今年の桜は、いつになく印象に残りました。
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by novou | 2010-04-12 01:41 | 町内散歩