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2014年 03月 23日

3年前のあの日のこと

18日は父の3回目の命日でした。
その日は仕事だったので、きょう、3人で墓参りを済ませてきました。
墓を洗い、花を手向け、チチの好きだったおまんじゅうとお煎茶を供えました。
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3月18日…。チチは東北大震災から1週間後に息を引き取ったのです。
葬儀はハハとオクさんとボクの3人で済ませました。
交通網が寸断されていたので、葬儀には誰も出席することができなかったのです。

被災地ではたくさんのご遺体が、花を飾られることもなく、土葬にされている時でした。
だから、ご遺族の無念を思うと、ベッドで息を引き取り、火葬して見送れただけでも幸せなことだと感じました。



2011年3月11日には、もうひとつ、エピソードがあります。

拙著に『東京ディズニーリゾート植物ガイド』(講談社刊)という本があるのですが、この発売日が2011年3月10日だったのです。
つまり、この本が書店にならんだのが3月11日でした。
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花好きのチチに喜んでもらいたくて、書いた本でした。
チチの看病の合間にパークに通って書き上げた本でした。
チチは余命を宣告されていたので、なんとか生きているうちに間に合わせたかったのです。
間に合いはしましたが、この時、チチはすでに目を開ける力も残っていませんでした。

そして、ご存知のように東京ディズニーリゾートは震災の翌日から1ヵ月以上閉鎖されました。
パークが開園していなければガイドブックは売れるわけがありませんから、ホントに運のない本だなぁ、とその時は思いました。

でも、意外なことに、この本は売れたのです。
本には愛読者カードが挟み込まれているので、出版社には読者からの感想が届きます。
それを見ると、「1日も早くパークが開園するのを待ち望んでいます」とか、
「この本を持ってパークに行ける日を楽しみにしています」という感想をたくさんいただいたのです。

あれから3年、『東京ディズニーリゾート植物ガイド』は版を重ね、現在5刷となっています。

パークで花を見られることや、家族揃って動物園にいけるといった当たり前のことが、実はかけがえもなく幸せなことなんだ、と思うきょうこの頃なのです。

そして、この幸せが長く続きますようにと祈らずにはいられません。
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by novou | 2014-03-23 16:32 | 番外編
2014年 03月 21日

庭仕事と剪定バサミ

種をまいた。
春まきの野菜やハーブなど10数種類…。
いつもよりちょっと早めの種まきだ。
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種のなかにはスペイン土産でいただいた「アルハンブラ宮殿の庭の種」(写真左)なんていうロマンチックなものもある。
どんな花が咲くのだろう。いまから楽しみ。


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一生懸命庭仕事をしていたらオクさんが「ハイ、プレゼント!」と素敵な剪定バサミをくれた。
恵比寿のファーマーズテーブルで見つけたらしい。
いままでは100均のガーデンバサミを使っていたので、切れ味がイマイチだったのだ。
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でも、これは鋼でできた高級品なので、チョッキン、チョッキンと面白いように切れる。
なんかプロのガーデナーになった気分だ。
ありがとう。大切に使います。
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by novou | 2014-03-21 15:02 | ベランダの道具たち
2014年 03月 21日

フォトコンテスト

拙著『旅する東京ディズニーシー』の発売を記念して行われたフォトコンテスト「わたしのお気に入り! 東京ディズニーリゾート」の結果が発表されました。

ボクも選考委員を仰せつかったので、上位入賞作品の選評を書かせていただきました。
2000枚近いたくさんのご応募、ありがとうございました。

詳しくは「ディズニーファン5月号」(講談社)か富士フイルムのサイト「Fotonoma」をご覧ください。
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by novou | 2014-03-21 13:42 | おとなの東京ディズニーシー
2014年 03月 17日

ハクモクレンのこと

西郷山のハクモクレンが咲きはじめた。
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写真を撮っていると、散歩中のオジサンが近づいてきて「これはハクモクレンですか、コブシですか?」って聞いてきた。

どちらもモクレン科の植物で咲く時期もほぼ一緒なので、間違いやすいのだ。

「これはハクモクレンですね」とボク。

「そうなんだぁ。いつもごっちゃになっちゃうんだけど、見分けるポイントってナニかね?」とオジサン。

「ハクモクレンは花が整然と上を向いて咲くんですが、コブシはあっちこっち雑然と横や斜めを向いて咲くんですよ」とボク。

「そうなの。知らなかったなぁ。じゃあ、オレはコブシかな。雑然としてるからねぇ。ハハハ」とオジサン。
そして、「コブシ咲くあの丘 北国の〜 ああ北国のぉ 春〜」と、千昌夫を熱唱しながら坂道を降りて行ったのだった。

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おまけ

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ご近所さんの塀のお団子(?)
いつも気になっているんだけど、宗教儀式にでも使うんだろうか…。
そういえば今夜は満月! 
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by novou | 2014-03-17 20:36 | 町内散歩
2014年 03月 16日

我が家の守り神

あたたかな陽気に誘われて庭掃除をしていると、レンガの隙間からヤモリが出てきた。
どうやら冬眠していたのを起こしてしまったようだ。
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このヤモリはベランダに住みついていて、年に2〜3回ほど出会う。
鉢を動かした時や、簀の子を持ち上げるとひょっこり顔を出すのだ。

夜行性なので昼間は動きが緩慢だが、
夜、ベランダの壁を這っているのを見た時は素早い動きにビックリした。

何年か前には子どものヤモリもいたのだが、元気でいるだろうか。

(赤ちゃんヤモリとイモリとの違いはコチラ


温室の多肉ユーフォルビアのレストリクタが花を咲かせていた。
2mmほどの小さな花がひとつだけ…。
小さ過ぎてピントが合わないぜ。とほほ…。
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よ〜くみるとソフォレリオカトレアにもツボミが付いている。
コチラはミサキグロー‘朝の光’という品種らしい。
3年ほど育てているのだが、はじめて咲きそうだ。
どんな花が咲くのだろうか。
楽しみ。
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by novou | 2014-03-16 18:45 | ベランダ歳時記
2014年 03月 13日

ことしのサクラ

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カワヅザクラが満開だ。
西郷山でも東京ディズニーシーでもきれいに咲いていた。
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一方、今年のソメイヨシノの開花は気象協会では3月31日と予想(東京)している。
去年の開花は3月16日で観測史上最速タイだったが、今年は平年よりも少し遅れそうだ。



今年、東京の桜の名所は2度の大雪で大きな被害をうけている。
新宿御苑も千鳥ケ淵もたくさんの桜が雪の重みで倒れたり、枝が折れたりした。

目黒川の桜も張り出してトンネルのようになっていた枝が折れて、短く剪定されていた。
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「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」という諺がある。
桜は幹や枝を切るとその部分が腐りやすいので剪定はできるだけ避けた方がよく、
梅は余計な枝を切らないと翌年花が咲かなくなるという先人の教えだ。
切られた桜が病気になって枯死することがないように祈りたい。
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(目黒川のサクラはまだツボミがかたいです…3月11日撮影)
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by novou | 2014-03-13 13:41 | 日々の暮らし
2014年 03月 13日

ピンポンの木

ピンポンです。
ピンポンといっても卓球のことではありません。
アオギリ科の植物で、中国南部の原産です。
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12年前に鉢植えを買って、部屋の中で育てているのですが、5年ほどで花を咲かせるようになりました。

3月になると円錐花序を下垂させ、白い竹かごのような小さな花を咲かせます。
花は秋にまた返り咲きします。
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香りはチョコレートのような甘い香りです。
朝に強く香り、夜になると微かに感じるくらいです。

で、なんで「ピンポン」という名前が付いたのかというと、原産地中国ではこの木を「頻姿(ピンポー)」というそうで、その音から英名がpingpong tree になったようです。
卓球とはぜんぜん関係ないですねぇ(^O^) 。

この木を手に入れた時は、ボクもピンポンの玉のように白くて丸い花が咲くとばかり思っていました。予想とはまったく違う花でしたが、大好きな花です。

黒い実も付くようですが、我が家ではまだ実が成ったことはありません。
東南アジアでは実を食用にするそうで、クリに似た風味があるようです。
食べてみたいもんです。
実がなるまで大切に育てます。
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by novou | 2014-03-13 00:02 | ベランダ植物図鑑
2014年 03月 09日

春めくベランダ

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ミモザが咲いて、ハーデンベルギアが咲いて、ベランダがにわかに春めいてきました。
軒下に目をやれば、白モッコウにもツボミが付きはじめたし、ブルーベリーのツボミも膨らんできています。
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啓蟄も過ぎたせいか、ボクのココロの‘庭の虫’も蠢きはじめています。
最近は暇さえあれば、のそのそとベランダに出て庭仕事。
忙しいけれど、ベランダーにとってもっとも楽しいのが、植物たちが芽吹きはじめるこの季節なのです。
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ベランダの植物たちは、ことし、どんな花を咲かせ、どんな実をつけてくれるのでしょうか。また、わくわくする1年がはじまります。
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ことしも『東京ベランダ通信』をどうぞよろしくお願いいたします。
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by novou | 2014-03-09 15:52 | ベランダ歳時記