東京ベランダ通信

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2008年 06月 19日

おんぼろマンションの憂鬱 その2

2008/06/19(木)
曇り/27℃
午後から風強し

f0160063_17494684.jpg今日も雨漏りの話で恐縮である。

朝10時、修繕業者がやって来て、
雨漏れ箇所の確認と水抜きのために、
ダイニングの天井に120㎝四方の穴を開けました。
するとなんとゆーことでしょーう(大改造劇的ビフォーアフターのナレーション調で…)。
クロス張りの天井を剥ぐと、
その下にさらに板張りの天井が現れたのです。



f0160063_1750299.jpg前にも書きましたが、
このマンションは建てられてから45年もたちます。
その間に何度もオーナーが変わったでしょうし、
リフォームも何度もされたでしょう。

そういえばボクらがこの部屋をリフォームした時も、
既存の壁に厚さ10mmのパネルを打ち付けたり、
クッションフロアの上にPタイルを貼ったり、
大理石のカウンターが仰々しいと
側面にベニヤを貼ったりしましたっけ…。



f0160063_17511513.jpgつまり、この部屋は天井も床も壁も、
持ち主が変わるたびに貼り足され、
タマネギのように何層にもなっているんですね。

古い壁や天井が何かの拍子にひょっこり現れるなんて、
化石の発掘みたいで
なかなかロマンチックじゃありませんか。






f0160063_17515072.jpg近所の八百屋のおっさんがいってました。

「あそこはねぇ、できた頃はウィスキーのCMに出ていた女優のOさんや、ハチのひとさしで有名なE女史が住んでいたんだよ。あんたの部屋だってYっていう大きな居酒屋チェーンの社長が住んでいて、オレは何度もあの部屋へ配達に行ったんだもの…」って。

話が横道にそれちゃったけど、
いま我が家のダイニングにはゴミ袋で作った
大きな雨うけが垂れ下がっております。
天井のコンクリートにはクラックが入っていて、
そこから雨が侵入してました。
多方面にいろいろご心配をおかけしているようですが、
屋上の防水工事が終わり、
雨が漏れないことが確認でき次第、
天井の張り替え作業にかかるということです。
ま、遅くても今月中には
もとの姿に戻るのではないでしょうか。

でね、汚れてもいいうちに、天井の大穴を眺めながら、
ジンギスカン大会なんてどーでしょう? 
工事用の照明もいい雰囲気ですよぉ(笑)。
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# by novou | 2008-06-19 15:11 | トホホな話 | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 18日

「濱田庄司 没後30年記念特別展」と日本民藝館のこと

2008/06/18(水)

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午前中にサクッと仕事を済ませ、
午後からは駒場の日本民藝館へ濱田庄司の
「没後30年記念特別展」を見に行く。

率直なところ“没後30年記念”と銘打っている割には、展示作品が少なすぎる。
これなら益子の旧濱田庄司邸や濱田邸の離れがある益子参考館の方が、展示の数もスケールも数段勝っているように思う。

こんなふうに書くと、なんだか日本民藝館を批判しているように思うかもしれないが、
そんなことはない。
ボクは日本民藝館が大好きなのである。
(但し平日のすいている時間、という注釈がつくが…)

f0160063_2058111.jpg
誤解を恐れずにいえば、ボクにとって展示品など、どうでもよろしい。
濱田庄司も河井寛次郎もバーナード・リーチもそれに朝鮮陶器や英国スリップウェアもここで何度も見ている。

ボクがここに来るのは
そんな展示品を見るためではない。
美術館そのものを感じるためだ。
柳宗悦が昭和11年に心血を注いでデザインした建物や空間そのものを感じるのだ。

たとえば、障子越しに差し込む穏やかな光、大谷石の床のひんやりした感覚、磨き上げられた大階段のシンメトリックな美しさ、大きな柱時計がゆっくりと時を告げる間延びした音、本館展示室の誰もいないのに「ミシッミシッ」とラップ現象のように軋む音、柳宗悦が茶会用に作った椅子の座り心地、エアコンを入れなくてもまったく不快に感じない居心地の良さ、そんなこんなを頭を空っぽにして感じるのだ。

大階段を上がったホールにある大きなベンチにゆったりと腰掛け、20〜30分ゆっくりとした腹式呼吸で時を過ごせば、この美術館の良さがきっとわかってくる。
そして、感覚がクリアになってきたところで、もう一度、濱田庄司の作品を見れば、
「よき仕事」の背後には必ず「よき生活」があるということに気がつくはずだ。

柳宗悦が提唱した『民藝運動』とは「よき生活」を実現するための運動だと、ボクは思っている。消費経済にどっぷりと漬かったいまだからこそ、もう一度「よき生活とは何か」を、個人個人がじっくりと考えてみる必要があるのかもしれない。
なーんて思う、今日この頃なのだ。

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日本民藝館は我が家から二駅足らずで、散歩するにもちょうどよい距離だ。
コースの取り方にもよるが、途中には東大駒場キャンパスや前田公爵邸、駒場野公園、北沢川緑道など、見どころもいっぱいである。
写真(←)はザリガニがいっぱいいる北沢川緑道。
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# by novou | 2008-06-18 21:47 | 町内散歩 | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 18日

五色どくだみ

2008/06/18(水)
曇り時々晴れ/25℃

f0160063_10104152.jpgどくだみの花が咲いている。
どくだみは抜いても抜いても
生えてくるたくましさから、
時に雑草扱いされることもあるが、
この清楚な白い花を見れば、
扱いも変わろうというもの。

花弁に見える白い十字は
総苞片(そうほうへん)で、
中心の黄色い部分が花。

我がマンションの敷地のグランドカバーにもなっているので、
虫に刺された時や、腫れ物ができた時にはいつでも薬草として利用できる。



f0160063_10133310.jpg我が家のどくだみは斑入りの五色どくだみ。
一度、ヨーロッパに渡り「カメレオン」という品種名で人気になり、
それが日本に逆輸入された園芸種だ。
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# by novou | 2008-06-18 10:15 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 17日

南の空、月がきれい

2008/06/17(火)

f0160063_19472654.jpg19時50分。
ベランダからのお月さんがきれいだ。
月齢13.3 ほぼ満月の夜。
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# by novou | 2008-06-17 19:48 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 17日

真っ赤な太陽

2008/06/17(火)
曇り/26℃

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4時50分、真っ赤な太陽で目が覚めた。
あまりにもきれいだったので、
「ねぇ、太陽がまるで日の丸みたいに真っ赤だよ!」と、隣りで寝ているオクさんを起こそうとする。でもオクさんは「むにゃむにゃむにゃ」といったきりで、イマイチ反応が鈍い。
きっと今朝の太陽よりも、
もっと素敵な夢を見てるに違いない。


ならば写真を撮っておこうと、
デジカメを探してウロウロしていたら、
あっという間に、フツーの朝日になってしまった。んもう残念っ!


朝日や夕日が赤く染まるのは、太陽光線が目に届くまでの距離が昼間よりも長いためだ。
青い光は波長が短く、大気中のさまざまな分子によって拡散される。
一方、赤い光は波長が長く、拡散されずに目に届くのである。
だから赤く見えるというわけ(間違っていたらゴメンナサイ…)。

パジャマのままベランダに出て、水やりをする。
水溜めバケツを覗くと、メダカの子が呑ん気に泳いでいる。
4〜5日前に移したホテイアオイにメダカの卵がついてたようだ。
そいつらをすくわないように、そーっと如雨露で水を汲む。

7時ごろオクさんがベランダにやって来た。
今日はダイニングが雨漏りで悲惨なことになっているので、
ボクの仕事場で朝ごはんだ。
おかずは納豆と鰯の炊いたんとわらびと厚揚げの煮物、それに卵焼きである。

f0160063_1525586.jpg朝ごはんのあと、
再びベランダを見回っていると、
ひと月ほど前に葉挿しした多肉から、
小さな芽が出ている。

ちょっと萌えった…。
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# by novou | 2008-06-17 09:13 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)
2008年 06月 16日

おんぼろマンションの憂鬱

2008/06/16(月)
晴れのち曇り/26℃

f0160063_1651377.jpgこれまでブログで何度も雨漏りのことを書いているが、
ボクたちの部屋はとうとうのっぴきならない事態に陥った。
なななんと雨漏りだけでなく、
照明器具がショートし始めたのだ。

きのうの深夜の事だ。
雨漏りのポトリポトリと落ちてくる音を子守歌に寝ていたら「天井から変な音がするんやけど」と
オクさんに起こされた。
耳を澄ますと「ジジジ、ジジジ」と確かに音がする。
椅子に乗って天井に顔を近づけると、
何やら焦げ臭い匂いもする。
f0160063_16501045.jpg「こりゃ、たいへん!!」と
慌ててブレーカーを落としたら、音はとまった。
気がつかなければ火事になって、
ボクらは丸焦げになっていたかもしれない。
クワバラクワバラ…。

ってなわけで今日は寝不足。
夕方、電気屋と修繕業者が来て応急処置をしていった。
電気屋が取り付けていった仮の照明は、
よく工事現場で使われているヤツ。
今日からこの明りの下で食事をする。
なんだかインスタントラーメンが、似合いそうだ。


f0160063_16523537.jpg
築45年のおんぼろマンションは、
ホント、エピソードに事欠かないのである。


西のベランダではゴーヤのグリーンカーテンが成長中。











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渋谷区ふれあい植物園でいただいた
アリッサムとレモンバームが発芽した。
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# by novou | 2008-06-16 17:00 | トホホな話 | Trackback | Comments(4)
2008年 06月 15日

ベランダの新しい仲間たち

2008/06/15(日)
晴れのち曇り/25℃

f0160063_19323659.jpg今日の朝めしは自家製ベーグルに
スパム&エッグ、
それにサラミとルッコラ、ムスクランの
サラダ。もちろん、ルッコラとムスクランは我が家のベランダで育てたものだ。

塩とコショウをガリガリして、たっぷりの
オリーブオイルとレモンでいただく。
ルッコラはベビーリーフを間引いたものなので
味も香りも濃厚だ。
ムスクランはちょいと育ちすぎだが、
苦味があって旨い。

すがすがしい日曜の朝に、
ぴったりの朝食だった。



f0160063_2312940.jpg午前中の早いうちに
部屋の掃除や洗濯を済ませ、
10時からオクさんとベランダ仕事。
最近は水やりだけでも20〜30分かかる。
花がらを摘み、徒長した茎を切り詰め、
雑草をむしるとあっという間にお昼。












f0160063_235415.jpg午後からは山手苑をのぞきに出かけ、
“2割引き”のポップに釣られて、
タマアジサイ(写真上)と
富士の滝(写真中)を買い、
さらに三宿のグローブ・ガーデンにも寄って、
ルリマツリ(写真下)やニゲラを購入。

何日か前のブログで、
分別なく鉢植えを買い増したことを
反省したばかりなのに、
日曜になるとついつい花屋に
足が向いてしまう。
こらえ性がないというか、
学習能力がないというか、
まったく困ったもんである。

で、3時に帰ってきて、
ベランダで植え替えやら、
腐葉土の天地替えをしてたら7時だった。

う〜む、今日もボタニカルライフ満喫じゃ。
っていうか病気かも…。 
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# by novou | 2008-06-15 19:58 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(1)