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東京ベランダ通信

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2010年 05月 21日

霧のベランダ

2010/05/21(金)
晴れ/29℃

きのう、東京は霧の中だった。
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渋谷一の高さを誇るセルリアンタワー(184m)も、上層階は霧の中だ。

こんな日はベランダの植物たちも、しっとりとして美しい。
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咲きはじめたニワフジも、ハニーサックルも、トケイソウも、ビワの実も、小さな雨粒をまとって輝いている。

きょうは二十四節気のひとつ小満。
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陽気がよくなり、ベランダの緑もいちだんと色濃くなってきた。

# by novou | 2010-05-21 05:18 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)
2010年 05月 20日

バラの魅力…

2010/05/20(木)
雨のち曇り/22℃
バラの魅力…_f0160063_17171381.jpg
きのうは我が家で、竹下大学さんの園芸本『パパの楽ちん菜園』の打ち上げだった。
集まったのは竹下さんと編集のKさん、それにバラの専門家のTさんとKさんだ。
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本当はベランダで焚き火を囲みながら、植物談義をする予定だったけど、あいにくの雨で部屋の中だ…(+_+)。

Tさんは第2の人生をバラに賭けたような人だし、Kさんはたくさんの新品種を世に送り出しているプロのバラ育種家だ。編集のKさんもバラの専門書を何冊も編集し、自分でも50種類ほどのバラを栽培している。
バラの魅力…_f0160063_17182184.jpg
こんな人たちが一堂に会したものだから、料理の写真を撮り忘れるほどの“熱いバラ談義”だった。竹下さんは終電に乗り遅れたほどだ(笑)。

バラに取り憑かれたような4人の話を聞いて、ボクもバラを育てたくなった。
とりあえず、巨匠たちのアドバイスを受けながら、ベランダのフェンス、軒下、西の窓をバラでいっぱいにするつもり。う〜む、ハマりそうだ…。

# by novou | 2010-05-20 17:23 | ベランダ改造計画 | Trackback | Comments(0)
2010年 05月 19日

シュールな毎日

2010/05/19(水)
曇りのち雨/23℃

年老いた両親と暮らし始めて、ひと月が経った。

両親は隣にあるコンビニと西郷山公園、それに角を曲がったところにある歯医者には行けるようになったが、それ以外はひとりで(2人ではか…)外出できない。
大都会を歩くと疲れるし、すぐに道に迷ってしまうからだ。

母が歯医者に通い始めた頃のことだ。
3回ほど一緒にいって、母が「もうひとりで大丈夫だから先に帰ってて」と自信満々にいうので、先に帰ったことがある。

しかし、母はいつまでたっても帰って来なかった。
坂道を下って渋谷駅まで行ってしまったのだ。
母は5回道を訪ねて、揚げ句は地図まで書いてもらい、這う這うの体(ホウホウノテイ)で帰ってきた。

歯医者を出てから1時間もたっていた。

すっかり自信をなくした母は、それ以来、あまり外出したがらない。

両親との生活はシュールだ。

夕方、どうしているかなと思ってのぞきに行くと、真っ暗な部屋で父がミルルと嬉しそうに話をしていたりする。人形に相好を崩した父を見ると、正直、ゾッとする。

母は自律神経が失調しているせいか、突然、ポロポロと大粒の涙をこぼすことがある。
「お母さんどうしたの?」と聞くと、台所に行ってオトメのように、よよと泣き崩れる。
まるで芝居を観ているようだ。

ほかにもいろいろある。
把瑠都が琴欧州に負けた相撲を見たすぐあとで「きょう、把瑠都はどうだった?」と聞いてみたり、自分が食べたいといって買った漬け物を「これはミーヤン(オクさんのこと)が漬けたのか?」と聞いてみたり、「ゼリーのようなウ○コが出た」と悲観したり(以上、父)、体温計のピピッという音を聴いて「耳鳴りがする」といってみたり、インターホンが鳴って(ウチはオートロックだ)ドアを開けても「誰もいないわ…」と騒いでみたり(以上、母)、とにかくシュールなエピソード満載なのである。
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ボクらの生活は、両親に合わせているので完全に朝型になっていて、きのうは8時に寝て、4時前には目が醒めた。

ベランダに出ると、東の空には明けの明星がキラキラと輝いている。
嗚呼、あれは希望の星だ…。

さぁて、きょうは父を病院に連れていかなければ…。
アッシーくんは忙しいのだ。

# by novou | 2010-05-19 07:04 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(1)
2010年 05月 18日

ビワの恩返し

2010/05/18(火)
晴れ/25℃

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ビワの実が熟してきた。                   ↑↑↑↑↑コチラ
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いちばん大きくて色が濃いのを、ひとつもいで、オクさんと分けあって食べた。
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見てくれは悪いけど、甘みも酸味も濃厚…。 おいしかった。 

20年前の記憶がよみがえった…。



我が家のビワはタネから育てたものだ。
オクさんと付き合い始めた頃に植えたので、この木は2人の記念樹でもある。

きっかけはお土産にいただいたビワだった。
それがあまりにもおいしかったので、オクさんが食べ終わったタネをひとつ、鉢に植えたのだ。

おいしいビワを植えれば、いつかまた、おいしいビワが食べられるって考えたんだろうね。

20年もかかった。
長かったけど、今年やっと20年前のビワの子どもが、たくさん成ったのだ。

その間、ビワは何度も危機を乗り越えている。
風に倒れ、その度に鉢が割れたり、枝が折れたり、根が弱ったり…。
コガネムシにも何度もやられたし、アブラムシもついた。

でも、ちゃんと手をかけてやると、2〜3週間もするとまた元気になって、枝を天に向けて背伸びをしている。「人生七転び八起きだぜ!」と、ビワの木に教えられているような気にさえなる。
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こうして大切に育ててきたビワは、3〜4年前からやっと実をつけはじめた。
ただ、収穫できるのはいつも2〜3個だった。

でも、今年は違う。大豊作だ。
こんなにたわわに成ったのは初めてである。
「ビワの恩返し」だ。

オクさんと2人、すごく幸せな気分になった。

# by novou | 2010-05-18 03:50 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)
2010年 05月 17日

ペンキ塗りの5月

2010/05/17(月)
晴れ/25℃

きのうは一日中ベランダにいた。
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木道にステインを塗ったのだ。
去年塗ったのも、確か今ごろだった
5月はペンキ塗りの季節なのだ。
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お昼は一家4人でベランダに出て、スイカを食べた。
外でスイカを食べるとタネをペッてしても平気だし、汁をこぼしても平気だ。
甘くておいしいスイカだった。
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午後もペンキ塗りの続き。
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棚にも塗った。コンポストにも塗った。
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で、完成したのがコチラ。
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そして、水やりして、本日の業務終了。疲れた…。

# by novou | 2010-05-17 06:03 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)