東京ベランダ通信

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2017年 06月 02日

ビワの恩返し

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ビワの実が熟してきた。                  
いちばん大きくて色が濃いのを、ひとつもいで、オクさんと分けあって食べた。
見てくれは悪いけど、甘みも酸味も濃厚…。 おいしかった。 

20年前の記憶がよみがえった…。

我が家のビワはタネから育てたものだ。
オクさんと付き合い始めた頃に植えたので、この木は2人の記念樹でもある。

きっかけはお土産にいただいたビワだった。
それがあまりにもおいしかったので、オクさんが食べ終わったタネをひとつ、鉢に植えたのだ。

おいしいビワを植えれば、いつかまた、おいしいビワが食べられるって考えたんだろうね。

20年もかかった。
長かったけど、今年やっと20年前のビワの子どもが、たくさん成ったのだ。

その間、ビワは何度も危機を乗り越えている。
風に倒れ、その度に鉢が割れたり、枝が折れたり、根が弱ったり…。
コガネムシにも何度もやられたし、アブラムシもついた。

でも、ちゃんと手をかけてやると、2〜3週間もするとまた元気になって、枝を天に向けて背伸びをしている。
「人生七転び八起きだぜ!」と、ビワの木に教えられているような気にさえなる。
こうして大切に育ててきたビワは、3〜4年前からやっと実をつけはじめた。
ただ、収穫できるのはいつも2〜3個だった。

でも、今年は違う。大豊作だ。
こんなにたわわに成ったのは初めてである。
「ビワの恩返し」だ。

オクさんと2人、すごく幸せな気分になった。
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(2010年05月18日からの再録)


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# by novou | 2017-06-02 09:03 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 01日

みどりの力

朝、早起きして庭を掃き、草花に水を撒く。
花がらを摘んだり、暴れた枝を剪定したり、庭仕事は1時間ほどだ。

作業が終わると、ビオトープの前の小さな椅子に座り、ひと息入れる。
この場所に座って深呼吸すると、自分が目に見えない大きな自然の力とつながっていくような気がする。

かつての日本人は、花や鳥といった自然や風物の力を借りて、季節を生活の中に上手に取り込んでいた。
そんな素朴な暮らしのスタイルを「花鳥風月」や「風流」と呼んだ。
それはきっと幸せを感じるための方法論であり、
日々の暮らしを通じて、より大きなものと繋がろうとする‘哲学’だったのだ。

考えれば考えるほど、自然の摂理は神秘的だ。
植物たちは季節が来れば、正確に花を咲かせ、実を結び、
蔓や枝は明るい方へ、明るい方へと、伸びていこうとする。

植物たちに目を向けることは、自然の仕組みを通して、暮らしを考えることなんだと思う。

ボクはきょうも、この庭からたくさんの元気をもらった。
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(2010/7/19からの再録)


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# by novou | 2017-06-01 06:17 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 31日

宝物のコメント

1週間ほど前、ブログにコメントをいただいた。
ローズマリーのことを書いた日だ。

「東京ベランダ通信」は今年4月でブログ開設10年目に突入している。

10年も書き続けていると、途中で何度も「やめようかな」と思ったことがある。

でも、高校時代の友だちがブログを見つけてくれたり、
昔の仕事仲間にコメントをもらったり、
古くからの読者に励まされながら、なんとか書き続けてきた。

1週間前にコメントをいただいた方は、はじめての方だった。
コメントを読んで、ボクは嬉しくて鼻の奥がつーんとなった。
そのコメントはボクにとっての宝物だ。
書き続けてよかったと、つくづく思った。

失礼ながらコチラにコメントを再録させていただく。

「こちらのサイトに出会った時をよく覚えています。千駄木のバス停でバスを待っている夜でした。庭なしガーデニングを楽しんでいるので、それに適した植物を探していて辿り着きました。ブログの写真と文章がとてもお洒落で、書店で偶然いい本を手にした時のような感じでした。以来楽しく拝見しています。過去ログも布団に入ってから眠りにつくまでの短い間に短編を読むように少しずつ読んでいます。今日はローズマリーのリースに感激して思わずコメントさせてもらいました。今後のアップも楽しみにしています」

ボクはライターだ。
だから、「書店で偶然いい本を手にした時のような感じでした」とか、
「過去ログも布団に入ってから眠りにつくまでの短い間に短編を読むように少しずつ読んでいます」なんていわれると、天にも昇る気持ちになる。

フィリフヨンカさん、ありがとう。
ボクはもうしばらくこのブログを書き続けます。
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# by novou | 2017-05-31 14:37 | ボクらのベランダ物語 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 31日

キューランブラー

キューランブラ−が咲きはじめています。

わが家のバラの最後を飾るのが、遅咲きのこのバラです。

名が示す通り、1913年に英国のキュー王立植物園で発見されました。

一季咲きのつる性で、イチゴのような可愛い花をたくさんつけます。

香りはあまり強くありませんが、近づくとさわやかなスパイス香があります。

そのせいか、クマンバチやマルハナバチがたくさん集まってきます。
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# by novou | 2017-05-31 09:38 | ベランダバラ図鑑 | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 29日

ハナアブとトケイソウ

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トケイソウが咲いています。
トケイソウは朝咲いて、夕方には閉じてしまう一日花。
そのため派手な色彩でハチやハナアブをおびき寄せ、受粉します。
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ハナアブはハエの仲間です。
よく見ると身体は平たく、針も持っていないことがわかります。
眼もハチと比べると大きいし、胴体もハチのようなくびれがありません。
黒と黄色の縞模様でスズメバチになりすまして、花の蜜や花粉を食べているらしいです。
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# by novou | 2017-05-29 08:29 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 28日

オリエンタル サンセット

庭仕事の後はカメラをベランダに持ち出して撮影タイム。
きょうはマクロレンズで撮ってみた。
肉眼では見えないものが見えてきて面白い。

熱帯トケイソウ ‘オリエンタル サンセット’のシベ
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睡蓮の2番花
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Yellow Toadflax(ホソバウンラン)被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ目 オオバコ科 ウンラン属 原産(ヨーロッパ、トルコ、ロシア、中国など)
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豹紋‘レデボウリア・ソシアリス’ クサスギカズラ科 レデボウリア属 原産地:南アフリカ
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アジサイ‘隅田の花火’
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トゲナシウチワサボテンの赤ちゃん
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その他タニクちゃん
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# by novou | 2017-05-28 10:34 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 27日

ベランダのクライマーたち

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太陽の南中高度が高くなって、夏も秒読み段階に入った。

夏はベランダのクライマーたちが活躍しなければならない季節だ。
竹で組んだわが家のパーゴラもどきには、ブドウやつるバラや琉球朝顔が這わせてあって、夏までにはぐんぐん茂って立派な日陰棚になるはずなのだが、鉢植えではなかなかうまくは行かない。いつもパーゴラもどきの半分くらいしか茂らないのだ。
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西窓にもブラックベリーやラズベリーでグリーンカーテンを作り、フェンスにはつるバラたちを這わせて二重に西日対策をしてある。それでも、真夏は暑くて、結局はブラインドを下ろすことになる。
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クライマーたちには、もっともっとがんばって欲しいのだが、はてさて、どうしたもんだか…。
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# by novou | 2017-05-27 11:24 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)