2009/02/24(火)
曇りのち雨/9℃
映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
日本映画の受賞は1956年に同賞が独立した賞になってからは初めてのことだ。
世界のクロサワも市川崑も山田洋次もノミネートだけで受賞はしていない。
今回、生と死を静かに見つめた日本の「おくりびと」が、
作品として高く評価されたことは、すばらしいことだと思う。
ボクが去年観た中でも、この映画は出色だったもの。
(感想は
コチラ)
制作費に物を言わせた大掛かりな仕掛けや、CG頼みのハリウッド映画は、
もはや行き詰まった感がある。アホらしくて観ちゃいられない。
アメリカの経済と同様、これからは沈む一方だろう。
世界は少ない予算でも丁寧に作られた、心に響く映画を求めているのだ。
日本映画バンザイ! そしておめでとう!!