2009/09/14(月)
晴れのち曇り/26℃
富士山に登ってきた。
といっても日本最高峰の富士山ではない。
ご近所の目黒富士である。
標高は15mほどだ(笑)。
あまり知られていないが、東京には富士山がたくさんある。
成子富士とか音羽富士とか、その数はざっと70ほど。
何でそんなに富士山があるかというと、江戸時代に富士山を対象とした民間信仰が盛んになり、人々が集まって講を作った。それを富士講という。富士講の人々は富士山に登るだけでなく、身近なところに小さな富士山を築いて、その山頂に浅間(せんげん)神社を祀り、信仰の対象にしたのである。
目黒富士もそのひとつだ。
元々は槍ヶ先交差点近くの目切坂にあったようだが、明治になって上目黒氷川神社に移築したようだ。
登山道入口は国道246号線に面しているが、見過ごしてしまいそうなくらい小さい。
一の鳥居をくぐり登山道に入ると、10歩ほどで二合目だ(笑)。
草むらの六合目を過ぎるとすぐに山頂に到着。1分で登れる。
山頂にはもちろん立派な浅間神社もある。
百度石もある。
今度は早朝に登って、御来光を拝みたい。