東京ベランダ通信

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2009年 09月 18日

高橋名人の“もりそば”を食す!

2009/09/18(金)
晴れのち曇り/25℃

夕方、東急本店に買い物に行ったら、こっちもお祭りだった。
“諸国銘産 味まつり”である(笑)。

日本全国のうまいもんが7階の催事場に集結している。
うまいもんと聞いては、寄らないわけにはいかない。

ビックリしたのは広島から「達磨」が出店していたことだ。
この店の主人・高橋邦弘さんはそば好きなら誰でも知っている“名人”だ。

経歴やエピソードは長くなるので、ここでは書かないが、
広島で店を構える前は、山梨で「翁」というそば屋をやっていた。
もりそばしか出さない店なのに、全国からそば好きが集まり、開店前からいつも行列ができていた。

クルマで1時間半か2時間くらいのところなので、いつか折をみて行ってみようと思っていたら、高橋さんはさっさと弟子に店を譲り、広島に“そばの聖地”のような店を作り、山の中に篭ってしまったのだ。
こちらは広島からさらにクルマで1時間はかかる。

「遠すぎるなぁ。これで高橋さんのそばは一生味わうことができないかも…」と、なかば諦めていたのだ。それが、ご近所の東急本店で食べられるとは…。

オクさんは「デパートの催事だもの、どうせ、お弟子さんが打ってるんでしょう」と疑り深い。
しかし、どうだ。店内では高橋名人がせっせと蕎麦を打っているではないか。
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トレードマークの鉢巻、仕事に集中している時の頑固一徹な表情…。
雑誌やテレビで何度もみた、あの顔が蕎麦を打っているのだ。

名人は確か65歳。長年の蕎麦打ちで腰が曲がってもう戻らない。
その腰でリズムを取るように、せっせと蕎麦を打つ。
太い腕、大きな手、無駄のない美しい動き…。見ていて惚れ惚れする。
さすがに名人は違う。職人の鑑だ。頭が下がる。
「お昼が遅かったから、ぜんぜんおなかが空いてないよ」といってたオクさんも、
名人のその姿を見て「やっぱり食べる!」とキッパリ!
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うまかった。感動した。

名人のそばは二八で打つ。
十割で打つより、その方がのど越しがいい。これも名人のこだわりだ。
そして香り高く、角が立っている。
そばつゆもいい。カツオが効いてキリッとしている。

23日まで名人のそばは食べられるようだ。
土産も買った。ああ、しあわせ!
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あと2回は食べて、その味を舌に、心に刻みたい。
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by novou | 2009-09-18 20:27 | 番外編 | Trackback | Comments(0)
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