東京ベランダ通信

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2009年 09月 22日

人は庭に暮らす

2009/09/22(火)
曇り時々晴れ/25℃
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朝の6時から「夕焼けこやけ」のチャイムが鳴るまで、ず〜っとベランダにいた。
ひたすら土をふるい、鉢底石を選り分け、雑草の根を捨てていく。
土がふるわれて下に落ちると、コガネムシの幼虫が現れる。
それをつまんで、ゴミ袋に捨てていく。

虫嫌いだったのに、ベランダガーデナーになったら、いつの間にかコガネムシも青虫も、
素手でつまめるようになっていた。
庭にはたくさんの虫がいる。箸や軍手では追っつかないのだ。

コガネムシや雑草を取り除いた土は消毒する。
消毒した土はビニールシートの上に広げ、
腐葉土や赤玉土や堆肥を加えて培養土に再生する。
これは春と秋のお彼岸の頃の恒例の庭仕事だ。

きのうやきょうみたいに、一日中、土や虫と格闘していると、
ベランダガーデンなんかやめちゃおうかな、とも思う。
だって、世間の人は連休で旅行に行ったり、家でのんびりしているのに、
こっちは朝からずっと泥だらけの肉体労働だ。しかも2日連続だ。
こうして祝日のほとんどが、庭仕事に費やされる。

毎日の管理だって大変だ。
夏は朝夕の水やりに1時間かかるし、秋は落ち葉の掃除に忙しい。
サボると排水溝がつまり、台風が来ると部屋は浸水する。
冬はバラやベリー類の剪定・誘引。春には植替えをして、また土をふるう。
肉体的にもヘロヘロになる。腕も腰も痛い。
庭仕事なんて“マゾ”のすることだ、と時々思う。

でもね、庭がなかったら早起きなんかしてないだろうし、おいしいトマトやキュウリやナスだって食べられない。
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我が家ではよくベランダでお茶を飲んだり、ごはんを食べたりする。
見晴らしがいいだけのベランダだったら、すぐに飽きちゃうと思う。
そこが庭になっていて植物がたくさんあるから、季節のうつろいも感じられるし、
心も癒される。
だからベランダでごはんが食べたくなるのだ。
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ことしの春、こんな事あんな事を書いた。

今もその気持ちは変わらない。
手入れは大変だけど、庭は手をかけただけの癒しと感動をボクらに与えてくれる。
つらさがやがて快感に変わるのだ(やっぱりマゾだ。笑)。

ベランダはボクらに幸福をもたらしてくれる暮らしの舞台装置。
「人は庭に暮らす」のだと改めて思う、きょうこの頃なのである。
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by novou | 2009-09-22 23:55 | 暮らしを考える | Trackback | Comments(0)
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