2010/01/25(月)
晴れ時々曇り/14℃
近ごろ我が家の周辺に大きな鳥がやって来る。
生い茂った枝に留まっていても、鮮やかな緑色の体と赤いくちばしがよく目立つ。
ギャーギャーと鳴き声も騒々しくて、数羽やって来ただけで、あたりが熱帯のジャングルみたいな雰囲気に包まれる。
鳥の正体はワカケホンセイインコである。
原産地はインド南部やスリランカだ。
日本には1970年代にペットとして輸入され、それが逃げ出して野鳥化したようだ。
大田区の東京工業大学のキャンパスには1000羽近いワカケホンセイインコのコロニーがあるという。
それにしても熱帯のインコが、日本の冬を越して野鳥化するなんて不思議だ。
比較的寒さに強い大型種ということもあるのだろうけど、やっぱり東京の気温上昇が熱帯に近い環境をつくりだしているのだと思う。
そういえば、我が家のビオトープではアマゾンフロッグビットも、平気で冬越するようになった。
日本の野鳥図鑑に、ワカケホンセイインコが載る日も近い…。