2010/03/24(水)
雨/10℃
東京の気温は午後になっても7℃までしか上がらず、冬に逆戻りしたような肌寒い一日だった。
お昼になって、母から電話アリ。
「いま検査が終わったんだけど、最悪だったわ。もう手術もできないんだってさ。先生といろいろ話をしたんだけど、お母さん、もう頭がボーっとして、なにを聞いても覚えられないんだわ」
覚悟はしていたけど、父はもう手遅れなのかもしれない。
あした札幌に行って、両親の顔を見て、医者と話をしてこようと思う。
高校を卒業してから、両親とはずっと別々に暮らしている。
つまり35年もだ。その間、2年に1度ほどしか帰っていない。
稚内〜東京間はそれだけ遠いのだ。
せめて残された時間は、両親と一緒にいてやりたいと思う。
札幌では距離的にも経済的にもそれが難しい。
母も札幌まで通うとなると、何かとたいへんだ。
東京の病院に転院させて、毎日、顔を見に行くのがいちばんだと思うのだが…。