2010/05/23(日)
雨/19℃
京都の母が今年も山椒の実を摘んで、送ってくれた。
山椒はミカン科の植物だ。
段ボールを開けると、柑橘系のさわやかな香りが、部屋いっぱいに広がる。
我が家に初夏を告げる香りだ。
さて、山椒の実を房から外すのは根気のいる仕事だ。
去年はオクさんと2人で1時間ほどかかった。
今年は同居しているチチハハにも手伝ってもらって、4人で実をちぎった。
ちぎりながら、いろんな話をした。
チチもハハも楽しそうだ。
昔の人はこういう作業を厭わない。
ボクも子どもの頃はフキのスジや、アスパラのハカマ剥きをよく手伝わされた。
いまもときどきサヤエンドウのスジや、モヤシのひげ根を取るのを手伝わされる。
おいしいものをいただくには、なんのこれしき…なのである。
山椒の実は30分ほどで、きれいに房から外された。
指を舐めてみた。今年も舌が痺れた。
毎年恒例の作業だけど、今年はもう少し、やっていたかった。