2010/06/21(月)
晴れ時々曇り/28℃
マツバボタンが咲きはじめました。
夏の花というと真っ先に思い浮かぶのが「ひまわり」ですが、この「マツバボタン」も忘れてはなりません。
焼けつくような夏の陽射しのなかで咲くので日照草、爪で茎をちぎって挿しても根付くので爪切草、また、一度植えるとタネがこぼれ、毎年のように咲くのでホロビンソウなどの名もあります。
原産地のブラジルでは、11時の花(flor das onze horas)と呼ばれています。それはこの花が早朝に咲き、南米の猛暑のもとでは11時ころに閉じる性質に由来します。
写真を撮っていて気づいたのですが、雌しべの姿が花のようで、まるで花の中に、もうひとつ別の花が咲いているように見えます。(イソギンチャクにも見えるけど…)
また、雄しべに触れると、雌しべに向けてざわざわと動き出します。
どこにでもある何の変哲もない花ですが、どっこいよ〜く観察すると、かなり変わった性質であることが解ります。
実はこの花、種もちょっと変わっているんですねぇ。
それはまた今度、種が成熟した頃に紹介しましょう。
そんじゃあ、またね…。