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東京ベランダ通信

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2010年 06月 26日

東京ディズニーリゾート植物散歩

2010/06/26(土)
曇り/29℃

ディズニーランド(初夏)編

もうしつこいくらいに書いていますが、ランドやシーに行っても植物ばかりを見ています。

エンターテインメントを支えているのは樹木の力。パークは植栽専門キャストが長い年月と手間をかけて作り上げた緑のイリュージョンでもあるのです。
アトラクションやショーを見るより感動します。

ランドの面積は51ha。その内、3分の1は植栽って知っていましたか? 
そこには40万本、400種もの樹木が植えられているのです。
このスケール感はもう立派な植物園です。

さて、今回もランドの植物を少しだけ紹介します。
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アドベンチャーランドのロイヤルストリートで見つけたブーゲンビリア(オシロイバナ科イカダカズラ属)です。この花があるだけで、まわりがパッと明るくなります。花びらのような紫色の部分が苞(ほう)。真ん中の白い部分が花びらです。
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こちらはハイビスカス。
ブーゲンビリアとともにアドベンチャーランドの南国ムードを盛り上げます。
名前はエジプトの美を司る神、ヒビスにちなんで名付けられています。
この花のエキスを抽出して作られたハイビスカスティーは、クレオパトラも好んで飲んでいたといわれています。あの美貌の秘密はそのお茶にあったのでしょうか。
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13メートルほどに生長したアメリカデイゴ。
南アメリカの熱帯地方の原産で、強い根をもった繁殖力のつよい樹木で、日本には江戸時代末期に渡来したといわれています。鳥のような真っ赤な花はアルゼンチンとウルグアイの国花で、沖縄の県花になっているデイゴとはまた別種です。
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アドベンチャーランドのあちこちで見られるタイサンボク。
北アメリカ原産のモクレンで、梅雨時に直径15cmほどの白い大きな花を咲かせます。
花びらは肉厚で重量感があり、散るときにボトリと音がするほどです。
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ホーンテッドマンションの前にあるカイヅカイブキ。
放っておくと、上にのびながら枝がねじれてきて、炎のような樹形になります。
ホーンテッドマンションのおどろおどろした雰囲気にピッタリです。
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ビッグサンダーマウンテン前の柱サボテン。5月下旬はまだツボミがなかったのですが、
6月中旬に行った時には大きなツボミをつけていました。どんな花が咲くのでしょうか?
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ニオイバンマツリ(ナス科)。中央・南アメリカおよび西インド諸島原産。
開花して数日たつと花色が紫から白に変わるので、1本の木に紫と白の花が咲いているように見えます。花には芳香があり、夜に強く香ります。
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アカンサス(キツネノマゴ科ハアザミ属)。
葉はアザミのような形で切り込みがあり、夏に花茎を長く伸ばして、ゴキブリのような形の花をたくさんつけます。古代ギリシャのコリント様式の柱に、アカンサスの葉がデザインされていることから、古くから人間との関わりがあることがわかります。
苞の部分にトゲがあり、名前のアカンサスはギリシャ語の「とげ」の意です。

お知らせ●東京ディズニーリゾート関係のエントリが多くなってきたので、
カテゴリーに「TDR植物散歩」を追加しました。
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by novou | 2010-06-26 23:58 | 東京ディズニーリゾート植物散歩 | Trackback | Comments(0)
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