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東京ベランダ通信

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2011年 12月 03日

Suicaの呪い

Suicaを某家電量販店のポイントカードと、クレジット機能がついたオートチャージ式の複合カードにした。
いちいち切符売場でチャージするのも面倒だし、3枚のカードを1枚にして、財布の中をスッキリさせたいと思ったのだ。
ただ、古いSuicaにはまだかなりの残額があり、それを使いきるために、新旧2枚のSuicaを財布に入れていた。
そうしたら、駅でもバスでもコンビニでも、使うたびにエラーを起こしてしまって、面倒この上ない。そこで、古いSuicaを解約しに出かけたのだ。

で、渋谷駅のインフォメーションで、「Suicaを解約するには、どこに行けばいいんですか?」と聞いたら、「みどりの窓口に行ってください」と教えられた。

で、みどりの窓口で並ぶこと20分。
やっと順番が回ってきた。
解約したい旨を伝えると、係のおにいさんが、「手数料として210円いただきます…」という。
こっちは残額+デポジット分500円が返ってくると思っていたし、手数がかかっているのはこっちの方なので納得がいかず、「手数料ってナニ?」と聞くと、おにいさんは「残額がある場合は手数料がかかります。使い切ってから解約された方がオススメです」みたいなことをいう。

「20分待ってやっと順番が来たのに、使い切ってから解約せよ、っていわれてもなぁ。それにSuicaの残額を0にするのって、混雑している改札で、ずっと端にある駅員がいるところまで行くか、自動精算機に並んで精算しなきゃならないよねぇ。それに解約に210円かかるって事、それはみんな知っていることなの?」というと、おにいさんは涼しい顔で、「契約書に書いてあると思いますが…」といった。
「えっ、Suicaに契約書なんかあったっけ?」
「あります」。おにいさんはしたり顔でいった。

「うぅ〜む…」。オレは唸った。

20分並んでやっと順番が来たのだし、それを袖にして、残額を使いきり、また20分も並んでデポジット分の500円を受け取るのは、あまりにも労多くして功少なしである。

無念じゃぁぁぁ〜!
JRにみすみす210円搾取されるのは悔しいが、
「か、解約しますっ!」とオレ。

そんなこんなでオレはすっかり疲れてしまった。
もう、歩く気力もなく、家までバスで帰ろうとした。
新しいSuica入りの財布を乗車口の支払機にかざした。
すると運転手に「お客さん、残高不足ですよ」と呼び止められた。
「え、このカードはオートチャージのはずなんですが…」とオレ。
「お客さん、バスではオートチャージはききませんから…」

便利だと思ったSuicaが、悪魔のカードに思えてきた。
オレはカード社会から完全においてけぼりをくらっている。

by novou | 2011-12-03 22:59 | トホホな話 | Trackback | Comments(0)
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