2012/01/18(水)
晴れ/9℃
きのうは家でオクさんの料理の撮影でした。
カメラマンやスタッフが大勢いらっしゃるので、
ボクは邪魔にならないようにと、校正の束を持って、
そそくさとお出かけしたのであります。
暖い季節だとベランダで庭仕事をしていれば、
撮影の邪魔にならないのだけど、
冬はそういうわけにもいかないからね。
で、冬場に家で撮影があるときは、映画に出かけたり、
美術館に出かけて時間を潰すのでありますな。
そんで、きのうは前から見たかった「ストリート・ライフ
ヨーロッパを見つめた7人の写真家たち」という写真展を観に、
恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館へと、出かけたのであります。
この写真展はトーマス・アナン、ジョン・トムソン、ビル・ブラント、ブラッサイ、ウジェーヌ・アジェ、アウグスト・ザンダー、ハインリッヒ・ツィレの7人の写真家たちのドキュメント写真が180点あまりが展示されているのですが、ボクは圧倒的にビル・ブラントが好きだな。理由は長くなるので書かないけどさ …w。
さて、写美に続く通路には、何枚かの有名な写真が拡大されて飾られています。
これはロベール・ドアノーの「市庁舎前のキッス」ですな。
いい写真です。ドアノーの撮影技法は釣りに通じるところがあって、
被写体が現れるまで、ずっと街角に立ち続けたといいます。
写真展の帰りにボクも彼にならって、
1時間ほどガーデンプレイスの広場で待ち続けたのですが、
写欲をくすぐる被写体はとうとう現れませんでしたなw。
そんなわけで、校正の束を持って出たものの、なんにもやってないや…。
それじゃダメじゃん。チャンチャン…。