義母から電話があり、「旅先で紫陽花をいただいたので送ります」という。
なんでもオタフクアジサイという珍しい品種で「とってもきれい♡」なのだそうだ。
もう7月も終わるというのに紫陽花が咲いているなんて不思議な気がしたが、義母が訪ねた場所は標高1400mの山の中で、紫陽花はいまが盛りという。
ただ、よくよく話を聞くと、いただいた紫陽花は切り花で、それを宅配便で送るから「挿し木にして増やしてみれば」というなんとも無謀な提案であった。
果たして、根付くんでしょうかね。
ちなみにオタフクアジサイは通称で、品種名はウズアジサイ(渦紫陽花)というらしい。
花の形が貝殻のように渦をまいているのが特徴で、これが名前の由来となっている。
江戸時代からある品種で、通常はブルーの花だが、中性土でピンク色に咲かせたものは 「オカメアジサイ」というのだそうだ。
聞くところによると、この花弁が丸まった原因はウィルスのせいだとも…。
アメリカではポップコーンアジサイとかわいらしい名前で呼ばれているらしいが、ボクにはミッキーの顔に見える。