最初は10cmほどの苗木だったのだ。
細くて、小さくて、弱々しい苗木だったのだ。
それが4年でボクの背丈を越え、今年、はじめて花を咲かせた。
うれしかった。
ジャカランダは南米原産の植物だ。
だから、冬越しが難しいし、
鉢植えでは花は咲かない、ともいわれている。
でも、ネムノキに似た葉は美しく、
観葉植物と思って育ててみればいいかと、園芸店から連れて帰って来たのだ。
ハナから花を諦めていただけに、感激だった。
しかも、うかつなことに、ボクの目線より高いところで花を咲かせていたので、
花芽をつけたことも、開花したことも、しばらくシラナンダ(←ジャカランダだけに…苦笑)。
美しさを伝えたくて、今朝、ベランダの庇に登って、写真を撮った。
きれいだ。
そして気品がある。
カエンボク、ホウオウボクとならんで、
世界三大花木のひとつに数えられているだけのことはある。
う〜ん、たまらん。