2008/12/10(水)
晴れ/18℃
何かと忙しくなる年の瀬ですが、
皆さんいかがお過ごしですか?
世間が慌ただしくなる師走こそ、
穏やかで慎み深い、落ち着いた暮らしを心がけたいものです。
気分が浮ついたり、
心がささくれ立った時には、
とりあえずコーヒーブレイクです。
我が家では
いつもは便利で簡単な
カプセル式のネスプレッソを
使っているのですが、
忙しい時こそ、
ゆっくりと時間をかけて
ドリッパーでコーヒーを
落とします。
ドリッパーでコーヒーを淹れることを、
我が家では「お点前珈琲」と呼んで、
お茶を点てるような
厳粛な気持ちで臨みます。
お湯を沸かし、
豆を挽き、神経を集中して
コーヒーを淹れると、
不思議と気分が
落ち着くものです。
コーヒーの香りには
脳から出るアルファー波を増やし、
リラックスさせる力が
あるといいますが、
どうやらこれは
本当のようです。
コーヒー・ドリッパーは
「ケメックス」を使っています。
ケメックスは1940年に
アメリカの科学者
ピーター・シュラムボーム博士によって
考案されました。
三角フラスコと
漏斗を合体させた
実験器具のようなデザインは、
博士が実験用のフラスコを
ドリッパーとして代用していて、
思いついたからだといいます。
考案されてから70年近く経ちますが、
いまだに世界中で愛用されている
ロングセラーで、
MoMAのパーマネントコレクション(永久展示品)にも認定されています。
●今日の昼ごはん
オイルサーディンと
ブロッコリーのパスタ