東京ベランダ通信

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2010年 12月 03日 ( 2 )


2010年 12月 03日

12月のベランダ

2010/12/03(金)
雨のち晴れ/23℃

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東京は雨がやんで、なま暖かい南風が吹き始めた。
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ベランダの寒暖計は26℃を指している。
師走に入ったというのに、この気持ち悪いほどの暖かさはなんなんだろう。
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屋上にのぼって、いつもの定点撮影。
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きょうの風のせいで、ずいぶんと葉が落ちた。
掃除をするのが大変だけど、いまは庭にいる僅かな時間が、
いちばん癒される時間なのだ。
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by novou | 2010-12-03 13:30 | ベランダ歳時記 | Trackback | Comments(0)
2010年 12月 03日

受け入れ準備完了、チチ退院

2010/12/03(金)
雨のち晴れ/23℃

チチは朝食が終わると、いつもパジャマから洋服に着替え、
ボストンバッグにタオルや洗面道具を詰め込んで、
椅子にちょこんと座って迎えを待っている。

最初のうちは看護婦さんが「まだきょうは退院できないんですよ」と、
元のパジャマに着替えさせ、荷物をロッカーに戻してくれていたのだけど、
毎日同じ事が繰り返されるので、さすがに3日目くらいからは
チチのしたいようにさせているようだ。

だから、ボクらが病室のドアを開けると、コートを着て帽子をかぶり、
準備万端ととのえたチチが、待ちかねたような表情で、
いつもちょこんと座っているのである。
で、最初のひと言が「何時の汽車で帰るんだ?」なのである。

「なんで汽車なんだよ」と思うけど、ひとりで起き上がって、
着替えられるようになったのだから、たいした回復ぶりだ。

医師の話では貧血や炎症値が若干高めだけど、栄養や譫妄のことを考えると、
退院して自宅で療養した方が体力や譫妄の回復も早いそうである。
ってなわけで、チチはやっと家に帰れることになったのだ。
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きのうの午後、チチの部屋に介護用のベッドが搬入された。
ヘルパーさんや入浴サービスの手配もした。
受け入れ準備は「ととのいました」(ねずっちです)。

夕方、チチを迎えに行った。

チチは看護婦さん一人一人に「ありがとうございました」と挨拶をした。
若くてかわいい看護婦さんには手を差し出して握手も求めた(エロジジイ全開である)。

晩ごはんはチチが食べたがっていたホッケだった。
近所の料理屋が、自分のところで干している最高のホッケだ。
ここのホッケは北海道育ちのボクが唸るほどおいしいのである。
それを無理をいって分けてもらったのだ。
そして、オクさんが最高の焼き加減で焼いてくれた。

最初のひと口を家族全員が固唾を呑んで見守った。
チチはホッケを口に運んで、ひと言いった。
「味がしない」。
そして醤油をじゃぶじゃぶかけたのだ。

こうして退院第1日目は、トホホな気分にさせられて終わったのである。
チチは完全に味覚障害を起こしているようだ。
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by novou | 2010-12-03 03:38 | 番外編 | Trackback | Comments(2)