東京ベランダ通信

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カテゴリ:ベランダ植物図鑑( 165 )


2018年 04月 22日

ネバディロブロンコ&シプレッチーノ

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ベランダで20年もののオリーブを3鉢育てている。
スペイン原産のネバディロブロンコという品種だ。

この品種は成長が早く、横張り性が強いので、地植えにすると3〜4年でこんもりとした立派な樹になる。
だが、わが庭のネバディロブロンコは鉢植えで、しかも20年の間に3回ほどしか植え替えをしていないので、根が張って1mほどの大きさで成長が抑えられている。

樹は小さいけれども、花はよく咲く。
ただ、花は咲いても自家結実性が弱いため、果実は1年で10個ほどしか収穫できない。

これではオリーブオイルは作れないのだ(笑)。

オリーブの場合、結実性を高め、収穫量を増やすには、他品種を一緒に植えるのがよいとされている。

そこで新たに導入したのが、シプレッチーノというシチリア原産のオリーブだ。
先日、苗木を買って移植をし、ついでにネバディロブロンコ3鉢も5年ぶりに植え替えた。

シプレッチーノは大きめの銀がかった葉が美しい早生品種で果実は楕円形。
花粉の量も多く、沢山の実を付ける品種だそうだ。

樹形は直立性でまとまりやすく、シンボルツリーとしても人気がある。

シプレッチーノが受粉木として機能すれば、たくさんのネバディロブロンコの収穫が見込めるというわけだ。

ネバディロブロンコの実は柔らかく、すっきりした香りで、オイル用オリーブとしては最高の品種。
風味はしっかりとしていて、フルーティで苦味が強く、スパイシーな香りがある。
なかでも際立つのが、イチジク、トマト、切ったばかりの樹木の香りで、それらがネバディロブロンコのオイルに重要な個性を付け加えている。

来年は自家製のオリーブオイルと野菜でサラダを作るのだ(笑)。

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by novou | 2018-04-22 08:17 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 19日

ベランダの名脇役

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バラが咲き、クレマチスが咲いて、これからベランダは一年でいちばん華やかな季節を迎える。
花いっぱいの庭は美しいし、憧れでもあるのだが、華美に過ぎるのはボクの好むところではない。
男庭には破調の美や毒も必要なのだ。

いま、ベランダではマムシグサやムサシアブミといったサトイモ科ナンテンショウ属の植物が、蛇のかま首のような仏炎苞を持ち上げている。
オオハンゲ(サトイモ科ハンゲ属)などは蛇が舌を出して、獲物を狙っているかのようだ。

なんとも不気味な植物なのだが、不気味であるがゆえに花たちの美しさをいっそう引き立て、わが庭に破調の美をもたらしてくれる名脇役である。
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by novou | 2018-04-19 13:17 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 16日

ゲウム‘テキーラ・サンライズ’


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ゲウムがきれいに咲いている。
品種は‘テキーラ・サンライズ’
アメリカで育種された「カクテルシリーズ」と呼ばれる園芸品種で、他にもマイ・タイやバナナ・ダイキリなど花色によってさまざまなカクテルの名が付けられている。

ゲウムはダイコンソウの仲間。北半球を中心に世界に50種ほどあり、日本にはダイコンソウ(Geum japonicum)のほか、高山植物のチングルマ(G.pentapetalum)など、5種が自生している。ダイコンソウは、葉の形がダイコンの葉に似ていることからその名があり、開花後はいがぐり状の丸い実をつけるが、チングルマのように毛玉状になるものもある。花はポテンティラ(キジムシロ属)やイチゴの仲間に似ているが、葉の形状と実で区別することができる。

学名:Geum 'Tequila Sunrise'
和名:ダイコンソウ(大根草)  
科名 / 属名:バラ科 / ダイコンソウ属(ゲウム属)
原産地ユーラシア、南北アメリカなど
花 期 : 春~初夏
草 丈 : 40cm前後(生育後の高さで花丈も含む)
耐寒性 : 強
耐暑性 : 強
日 照 : 日向~やや半日陰
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by novou | 2018-04-16 14:12 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 12日

アロニアとコデマリ

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アロニアが咲いています。
北アメリカ東部原産のバラ科の落葉低木で、英語名はチョークベリー。

アロニア属には実が赤く熟すアロニア・アルブティフォリアと、黒く熟すアロニア・メラノカルパの2種があるのですが、
わが家のアロニアは後者。黒い実はブルーベリーの2倍もアントシアニンを含んでいるんだとか…。

5弁花で密集して咲く様は同じバラ科のコデマリに似ていますが、違います。

こちらがコデマリ。あと4〜5日もすれば満開になるでしょう。

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by novou | 2018-04-12 12:51 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 05日

ホトケノザ

植木鉢のあちこちにホトケノザがのびて、花を咲かせている。
空き地や公園でよく見かける雑草なのだが、葉腋から突き出るように咲く姿は、
まるで春の訪れを寿いで、踊っているかのようだ。
そういえばホトケノザはシソ科オドリコソウ属だ。

柳宗民も『雑草ノオト』で、「早春の野辺に咲くホトケノザやその仲間、雑草扱いにするには惜しい愛すべき野の花である」と記している。

愛らしいので、しばらくは抜かずにおくことにしよう。


ところで、ホトケノザときくと春の七草を想像する方も多いと思うが、
春の七草のホトケノザはコオニタビラコ(タビラコともいう)のことで、全くの別種。
こちらはキク科ヤブタビラコ属である。
どちらも早春に花を咲かせるので、なんとも紛らわしい。

これからは「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、コオニタビラコ、スズナ、スズシロ これぞ七草」と覚えよう。


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by novou | 2018-03-05 07:10 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 25日

キトロージナ・プルケラ

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先日、対流式ガスストーブを導入し、ぬくぬくとたいそう居心地がよくなったリビングで、ミニカトレアのリトルレディーと、野生ランのキトロージナ・プルケラが咲いています。

キトロージナ・プルケラは去年、花が終わったあとのものを買って育てました。
株も一年でずいぶん大きくなり、何とか咲かせることができました。
このランは香りもよく、とくに日中は、清涼感のある香りで楽しませてくれます。

高地に自生するランの種類は、一般的に夏の暑さに弱いのですが、このキトロージナ・プルケラは夏の暑さにも耐え、冬の寒さにも強く、ひじょうに育てやすい品種です。

キトロージナ・プルケラ
別名/オスモグロッサム・プルケルム、オドントグロッサム・プルケルム
ラン科キトロージナ属
学名/Cuitlauzina pulchella(= Osmoglossum pulchellum, Odontoglossum pulchellum)
原産地/メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ
多年草

中南米に自生する野生ランの一種。中高地の山地に生育するという。
園芸上ではオドントグロッサム属に入れられることも多い。
偽球茎をもち、そこから細長い革質の葉をのばす。
花茎は根元から起ち上がり、先に花を数花つける。
真っ白な花の中央には黄色い2つのアクセント模様があり、蘭を逆さまにしたような向きで咲く。
全体的にはやや小柄な種で、清楚な感じが日本人に好まれている。
以前はオスモグロッサム属に入っていたが、最近の分類ではキトロージナ属に移属された。



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by novou | 2018-02-25 10:08 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 07日

小さなランたち

ランが咲いています。

こちらはミニカトレアのミサキグロー‘朝の光’。
去年までは二輪咲いていたのだけど、今年は一輪だけ。
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一方、こちらはミニ胡蝶蘭のリトルレディー。
今年はいっぱいツボミをつけています。
去年は二輪しか咲かなかったけど…。
たくさん咲きそうです。


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なかなかうまくいかないもんです(笑)。



ラン科カトレア属
〜ソフロレリア〜

中南米のコロンビア~ブラジル等のアンデス山脈に自生する着生ランで、現在では多くの品種が作られ、ソフロレリアのほかブラッソ、レリオ、ソフロ、ブラッソレリオ、ロルフェラ、ポティナラなどの交配種を含め、広くカトレアと呼ばれている。園芸的には草丈によりミニカトレア、ミディ-カトレア、カトレアと3つのグル-プに分類される事もある。


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by novou | 2018-01-07 11:54 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 12日

クロッカス

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クロッカスが芽を出してきた。
ヨーロッパでは春の訪れるを告げる花とされている。

芽を出したといっても開花はずっと先の2月末〜3月。
寒さの中でゆっくりと生長して、可憐な花をつける。

花言葉は「青春の喜び」。
また、暖かくなる時期が待ちきれないように咲くことから、「切望」という花言葉もある。

アヤメ科 / サフラン属(クロッカス属)
原産地地中海沿岸
開花期2~4月
別名ハナサフラン、ハルサフラン

原産地を中心に約80種類が分布しているとされる球根植物。
細長い糸のような雌しべにちなんで、ギリシャ語で糸を意味する「krokos」が語源となって学名がつけられた。

わが家の品種はミスバインとクリームビューティー。
ミスバインは、純白で柔らかい質感。めしべの柱頭はオレンジ色で、おしべの葯は薄いクリーム色。
クリームビューティーは、淡い暖かな黄色で、早咲き、分球もたくさんするよい品種です。




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by novou | 2017-12-12 17:09 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 15日

カベルネソーヴィニヨン

カベルネソーヴィニヨンの葉っぱって、紅葉すると赤ワイン色になるんだなぁ。
もしかすると白ワイン用のブドウは黄色になるのかしらん???
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秋に紅葉するのはヨーロッパ系のブドウが多く、黄色はアメリカ系のブドウが多いんですって…。
知らなかったなぁ。



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by novou | 2017-11-15 09:52 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 11日

ランの仲間たちの冬越し

ピクチャーウィンドウになっているわが家の西の窓が賑やかだ。
バニラやミサキグローといった寒さに弱いランの仲間たちを取り込んだからだ。

レモングラスやパキラ、プルメリアなどの大型の植物は狭い部屋の中に入れてあげられないので、
漬物用の大きなビニール袋で包んで冬を越す。

少しずつ冬越しの準備が進むべランダである。

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                         (バニラ)


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                         (ミサキグロー)

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by novou | 2017-11-11 10:24 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)