東京ベランダ通信

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2018年 03月 05日

ホトケノザ

植木鉢のあちこちにホトケノザがのびて、花を咲かせている。
空き地や公園でよく見かける雑草なのだが、葉腋から突き出るように咲く姿は、
まるで春の訪れを寿いで、踊っているかのようだ。
そういえばホトケノザはシソ科オドリコソウ属だ。

柳宗民も『雑草ノオト』で、「早春の野辺に咲くホトケノザやその仲間、雑草扱いにするには惜しい愛すべき野の花である」と記している。

愛らしいので、しばらくは抜かずにおくことにしよう。


ところで、ホトケノザときくと春の七草を想像する方も多いと思うが、
春の七草のホトケノザはコオニタビラコ(タビラコともいう)のことで、全くの別種。
こちらはキク科ヤブタビラコ属である。
どちらも早春に花を咲かせるので、なんとも紛らわしい。

これからは「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、コオニタビラコ、スズナ、スズシロ これぞ七草」と覚えよう。


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by novou | 2018-03-05 07:10 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 06日

秋の七草

春の七草はいえるけど、秋の七草をすらすらいえる人は少ないと思う。

そもそも秋の七草は山上憶良が万葉集の中で、

秋の野に 咲きたる花を指折り(およびをり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花
   
と、二首の歌を詠んだことが、始まりといわれている。

一方、春の七草は14世紀の南北朝時代に、四辻の左大臣(四辻善成)が
源氏物語の注釈書「河海抄(かかいしょう)」の中で記していて、それが後年、よく知られる「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」の歌になって広まり、定着したといわれている。

圧倒的に後者の歌の方がリズムもよく覚えやすい。
それに秋の七草は食べられないけど、春の七草は正月に七草粥を食べるので、昔から暮らしに浸透していて、自然と覚えちゃうよね。

秋の七草の覚え方はWikipediaによると“おすきなふくは”、“おきなはすくふ”(沖縄救う)、“ハスキーなクフ王”だそうだ。

ボクは断然、〝ハスキーなクフ王〟がいいなぁ〜(笑)。

わが家の庭にはハギを処分し、キキョウも枯らしてしまったので、秋の七草は現在、フジバカマしかありません。

個人的にはシュウメイギクや、サルビア‘アズレア’なんかも秋の七草に入れたいなぁ。


                     (フジバカマとハナアブ)
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(シュウメイギク)
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(サルビア‘アズレア’)
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by novou | 2017-11-06 10:45 | ベランダ植物図鑑 | Trackback | Comments(0)